会社の人間関係が悪くて疲れた時の対処法。ストレスで毎日がつらいなら辞めていい

ストレスを抱えた男性

会社での人間関係が悪ければ、毎日ストレスを感じて会社に行くのが嫌になってしまいますよね。

上司との価値観が大きくズレていたり、同僚と話が合わなかったり。

会社で働く以上たくさんの人たちと関わる必要がありますが、周りと価値観が合わない場合はつらいです。

疎外感を感じてしまい孤独な思いをすることに。

いつも転職理由で人間関係が1位にくるくらいですから、多くの人がこのことで悩んでいるんです。

 

同僚との関係が悪い

初めは仲良くしていた同僚たちとも、関わっていくうちに次第に価値観のズレを感じ始めることがあります。

なんか話していて合わないし、否定的な言葉を言われたり。

実際に私もそういう同僚がいて、最初は仲が良かったのですが段々険悪になってしまったんです。

いくら私が歩み寄ろうが、向こうは私を攻撃してくるようになってしまいました。

おそらく、最初から相性が合わなかったのでしょうね。出会った頃は気づかないものの、一緒に過ごして行くうちに考え方の違いなどが鼻につくようになっていったのでしょう。

私が仲良くしたいと思ったところで相手がそう思わなければそんなのは不可能です。

 

こういった場合は、素直に「あの人とは合わないな」と認め、自分と価値観が合う人を探すこと。

近い価値観を持つもの同士は親しい関係になりやすいですし、そういった同僚も必ずいるはずです。

 

全ての人と分かり合うことは不可能ですから、近い価値観の人と良い関係を築くようにしましょう。

 

上司との関係が悪い

生きた時代が違えば価値観も違うため、上司と価値観が合わないことも多いです。

 

上司が20代などの若い頃は

  • 終身雇用が機能していた
  • 会社に奉仕していれば将来報われる
  • 長時間労働=頑張っている

 

という価値観の中で生きてきました。

当然、今は時代が違います。終身雇用は崩壊し、会社に奉仕したところで業績が悪くなれば簡単に首を切られる。

給料も中々上がらないし、歳をとったからといって簡単に出世出来るわけではありません。

長時間労働を頑張ったところで何の見返りもない時代なんですよ。

このように生きた時代がそもそも違うのですから、価値観が違うのは当たり前です。

 

とはいうものの、やはり上司との人間関係が悪いのは苦痛ですよね。

「残業=頑張っている」とか「会社に尽くせ」みたいな価値観を押し付けられても反発したくなるでしょう。

だって、その通りに従ったところで将来報われないことを私たちは知っているのですからね。

でも、残念ながら反発したところで敵を増やすだけです。

こういった場合は、上辺だけでもいいので従うふりをすることでしょう。

普段は従順な素ぶりで接し、しれっと従わなければいいということ。

そして出来れば飲み会などでも良い関係を築いておくのがいいですね。

なんども同じような飲み会に行くのは時間の無駄ですが、最初の一度や二度であれば有意義だと思います。

実際、私も飲み会に参加したことで上司と話ができ、それ以来あんなにキツかった態度が和らいだという経験があるんですよ。

やはり人間ですから、話をしたり打ち解けることで情が出てくるのでしょうね。

今まで頑なに飲み会に参加していなかった人はこれを機に1回だけでも参加してみてはいかがでしょうか。

 

そもそも根本的に合わない場合

社内にいる人間のほとんどが自分に合わないといった場合は、そもそもその会社があなたに向いていません。

「置かれた場所で咲きなさい」なんてへんな言葉がありますが、人間はみんな違うんですよ。

特徴や性格も違えば長所短所、得意なこと苦手なことも全て違います。置かれた場所が自分に合わなければ毎日が苦痛なのは当たり前の話。

おとなしい人が体育会系の会社に入ってしまったり、自分の時間が欲しいタイプの人がサビ残至上主義の会社に入ってしまったり。

こういった場合はいくらあなたが合わせようとしたところで疲れてしまい、次第に疲弊して行くだけです。

 

特に日本の会社は村社会的な側面があり、似た価値観の人間以外を無意識のうちに排除しようとします。

出る杭は打たれるとよく言いますが、周りとは違う人間は徹底的に叩きのめされるんですよ。

 

最初は気がつかなくても、過ごして行くうちに少しずつ違和感を感じ始め肩身の狭い思いをしてしまうんですよね。

やはり入社する前にその会社がどういう社風なのかを調べておくのはかなり重要です。

これを怠ると、過去の私や今のあなたみたいに嫌な思いをすることになってしまいますから。

もし人間関係が嫌で転職を考えているのなら、今度は失敗しないためにも転職する前に会社の社風を調べた方がいいでしょう。

 

どうやって入社前に会社の社風を知ればいいのか?

今すぐに転職は考えていなかったとしても、人間関係が合わなければ次第に疲弊していきます。

本格的に転職を考え始める頃には、行動を起こす気力すらなくなってしまう場合も多いんですよ。

だから、いつかやろうではなく元気なうちに行動を起こしておくべきなんですよね。

まず最初のとっかかりとしては、情報収集から始めるべきでしょう。

 

私が転職した時は「もう入社してから後悔したくない」と思い、会社の口コミが見られるキャリコネを使いました。

これは色々な会社の口コミが書かれる掲示板のようなもので、

 

「この会社は有給が取りやすい雰囲気がある」

「教育がしっかりしていて、スキルアップを目指せる環境」

「賞与が年2回あり、昇級体制も整っている」

 

などといった、その会社の内部情報を知ることができます。

その会社に入社している人しか書き込めないようになっているため、そこらへんの無責任な書き込みとは違って信憑性が桁違いに高いです。

 

そもそも、会社というのは企業のホームページや説明会に行ったところで得られる情報なんてほとんどないですよね。

不都合な情報は隠すものですし、入社してみないと分からないことも多いです。

だからこそ会社の口コミというものはかなり役に立ち、「転職を考えている会社が本当のところどうなのか?」ということを事前に知ることができるんです。

いずれ気力すらなくなってしまう前に情報収集をしておけば、いざという時に必ず「やっておいて良かった」と思うはずですよ。