合わない上司、いますよね。
近くにいるだけでイライラしたり、緊張したり、萎縮したり・・・。
人間色々な性格があるという事は分かっていても、それでもやっぱり合わない上司とは一緒に働きたくはありません。
私も以前の職場でこの事で悩んでおり、毎日精神をすり減らしたものです。
威圧的で、自分勝手で、何かを勘違いしているような人が上司だったので、もはや会話するのも嫌でした。
働く人の約70%が「上司と合わない」という事について悩んでおり、人間関係の難しさが伺えます。
なんといっても部下は上司を選べませんから、上司に恵まれるかどうかは正直運ゲーなところもありますね。
では一体、どうすればこの状況を打破することが出来るのでしょうか。
「この上司とは合わないな」と感じるのはどういう時?
まず最初に、一体どういう時に「この上司とは合わないな・・・」と感じるのかを再認識してみましょう。
威圧的な態度を取ってくる時
俗に言うパワハラ上司です。
こんなん誰だって嫌でしょう。この世の中に誰がパワハラされて嬉しい人なんているのでしょうか。
近くにいるだけで緊張したり萎縮したりしてしまいますし、それによってさらにミスをするという悪循環も招きます。
パワハラで精神を病んでしまいうつ病になる人も大勢いますから、最も害悪な上司だと言えますね。
話が通じない時
話が通じない上司も困りものです。
いくらこっちが論理的に筋道を立てて説明しても、返ってくるのが感情論ばかりでは「合わないな」と思うのは当然の話。
なぜこういう感情で物を考えるような、「脳が子供のまま成長していない人」が出世してしまったのかは謎ですが、上司になってしまった以上は言うことを聞かざるを得ないので、すごくイライラします。
仕事が出来ないくせに偉そうに指示してくる時
いわゆる「使えない上司」にあれこれ指示される事ほど、腹の立つ事はないでしょう。
誰だって「いや、お前が言うなよ」って思いますし、立場上指示を聞かざるを得なくても内心では唾を吐きたくなりますね。
上司も上司で仕事が出来ない事を自覚して申し訳なさそうに指示してくるのであればまだ許せますが、大抵の場合我が物顔で当然のようにあれこれ言ってきますからね。
私もそういう人に対して、「(その立場でよく偉そうに指示出来るよな・・・)」と思ったものです。
こういう人は恐らく、自分を客観視出来ないちょっと頭がおめでたい人なのでしょう。
合わない上司はどう対処したらいい?
では一体、どうすればこのような「合わない上司」をなんとか出来るのでしょうか。
嫌な上司よりもさらに上の立場の人に相談する
まずは、その「嫌な上司」のさらに上の立場の人に相談するところから始めてみましょう。
それが人事権を持つ人物であれば、なお良しですね。
相談した結果嫌な上司の対応が柔らかくなる可能性は大いにありますし、そうならなくとも人事異動等で離れ離れになれるかもしれません。
ただ、こういった要望は確実に通るというわけではないため、もし失敗した場合はその上司との関係がさらに悪化してしまう可能性があります。
口が軽い人に相談してしまえば、相談した事をその上司に伝えられてしまうかもしれませんからね。
「誰に相談するか」というのはかなり重要なので、事前にしっかり考えてから信頼できそうな人を選んで相談してください。
与えられた仕事を完璧にこなす
嫌な上司から与えられた仕事を完璧にこなせるようにするのも、対処法として有効です。
与えられた仕事を完璧に出来るようになれば突っ込みどころが無くなっていくため、必然的に嫌な思いをする機会は減っていきます。
最初は粗探しした上で小言を言ってくるかもしれませんが、それも段々と無くなるはずです。
そしてさらに仕事が出来るようになれば自分の判断で動けるようになり、嫌な上司と関わる頻度はどんどん減っていくでしょう。
もし、それでもなんか言ってくるようであればそれは完全に「パワハラ」なので逆にチャンス。
ボイスレコーダー等で証拠を録音し、ある程度集まったらそれを労働基準監督署に提出すれば、確実にその嫌な上司は降格や減給、あるいは会社をクビになるはずです。
そこまでするつもりは無くとも、一応覚えておくといざという時役に立ちます。
仕事のうちだと割り切る、諦める
「給料は我慢料」という言葉もあるように、「嫌な上司との仕事」も仕事のうちだと割り切って諦めるのも一つの手です。
その会社にいる以上はどうしても嫌な上司と関わる機会は出てくるでしょうし、完全に関係を断ち切る事は不可能ですからね・・・。
溜まったストレスは休日に思いっきり発散したり、友達に愚痴を聞いてもらったりして上手く付き合っていく事も必要かもしれません。
それでもつらいようであれば、転職を視野に入れてみるのが良いでしょう。
転職する
一番いいのは、やはり思い切って転職してしまう事です。
上記にも書いたように、その会社にいる限り「嫌な上司」との関係を完全に断ち切る事は不可能です。
ですが会社を変えてしまえば当然人間関係も全てリセットされるため、今の悩みからは完全に解放されます。
今ではキャリコネという会社の口コミが見られるサイトなんかもありますから、事前に転職候補の会社の雰囲気を知る事が可能です。
私も以前転職した際に利用したのですが、実際に入社する前にその会社の雰囲気を知る事が出来たのは大きかったですね。転職前とは打って変わって良い人間関係に恵まれる事ができました。
転職は簡単にできる
転職と聞くと大変そうなイメージがあるかもしれませんが、今では転職エージェントなんかもあるためかなり楽に出来るようになっています。
転職エージェントというのは、職務経歴書の作成から面接対策などを行ってくれて、さらにあなたにマッチする求人を無料で紹介してくれる仲介サービスです。
在職中でも登録や相談が可能なため、まだ転職を検討している段階の人にもオススメできます。
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転職エージェントは国内最大手の
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最大手というだけあって求人の量が違いますし、量が多ければその分良質な求人も増えますからね。
その中からあなたに合った求人を紹介してくれるため、ホワイト企業に入社する事も簡単です。
私はリクルートエージェントで求人を紹介して貰った後、上記で書いたキャリコネを使って会社の雰囲気を見ていました。
個人的にこの2つの合わせ技は最強だと思います。
まとめ
私も以前の会社で本当に嫌な上司にあたってしまい、毎日毎日本当につらい思いをしました。
家を出る前からその上司の顔が思い浮かんで気分が沈み、「会社行きたくない」と何度も呟いたものです。
この苦しみはおそらく経験した人でないと分からないものだと思います。
こういった嫌な上司との関係を無くすためには、やはり転職が一番確実で簡単な方法でしょう。
今は転職なんて誰もがする時代ですし、簡単に出来るようになっています。
しかも今は人手不足の影響で会社も採用に積極的ですから、転職するなら今がチャンスだと言えます。
ただ、いつまでも転職市場が活発な状況が続くという保証は無いため、後で後悔しない道を選んでください。