新卒で会社に入社したものの、
- なんか自分に合わない
- 思っていたのと違う
- 給料が低い
- 希望外の勤務地に配属された
- 仕事に興味が持てない
など、入社してみて初めて「自分には合っていないかも」と分かることもあります。
ここで、「せっかく新卒として入社したのにすぐに辞めても大丈夫か?」という疑問についてお答えします。
新卒ですぐに会社を辞めるメリット
まず、すぐに辞めるメリットとして挙げられるのは、
- 早ければ早いほど転職の際に不利になりにくい
ということ。
早く辞めれば第二新卒と同じ扱いになり、他の純粋な新卒よりも年齢差も開いていません。
若いという事それだけで、これからの教育による効果も見込めるだろうとの判断になるため転職の際にあまり不利になることはないんですよ。
他にも、早く辞めたという事は「それだけ他の会社に染まっていない」という事であり、次の会社のやり方にすぐ馴染めると判断されます。
年齢というのはそれだけ重要なんですよね。
新卒ですぐに会社を辞めるデメリット
「転職の際になぜすぐに辞めたのか?」という質問に対する答えを用意しなければならない点です。
- 仕事内容が聞いていたのと違っていた
- 希望と違う、かなりの地方に飛ばされそうになった
- 入社してみたら、求人と給料が違っていた
- 上司に暴力を振るわれた
- 残業代が支払われなかった
- 残業が月100時間を超えていた
など、それなりの理由が用意できなければいけません。
明確な理由があり辞めたいのなら良いですが、ただなんとなく辞めたいという場合は注意が必要。
転職の際の面接で嘘をつく勇気がない場合、転職は慎重になった方がいいでしょう。


なんとなくではなく上記のような正当な理由がある場合は逆に面接で高評価になります。
- 自分の将来についてとてもよく考えている
- 先見の明がある
- 転職という労力を割くほど仕事に対してやる気がある
など、逆に有利です。
もし正当な理由があるのなら転職を視野に入れましょう。
ですが転職先が必ずしも今より良くなる保証はないため、求人情報は必ずしっかりとチェックしておきましょうね。
私は新卒ですぐ辞めた
参考までに言うと私は新卒ですぐに辞めました。
というのも、過去記事を読んでもらえれば分かる通り私は派遣会社に正社員として入社してしまい、

と悟ったためにすぐ辞めています。
派遣はスキルアップも出来ないし、ハケンというマイナスイメージから見下されたりいじめられたりと、本当にひどい目に会いましたね。
あのままダラダラと続けていたら、無駄に時間を浪費し歳だけとっていたと思うと辞めて正解でした。
転職するなら派遣はやめておいた方がいいです。
メリットの方が大きいのなら転職すればいい
以上の点を踏まえて、自分の中で転職する方がメリットが多いのなら転職すればいい、それだけの話です。
早ければ早いほど年齢も若く第二新卒扱いになりますし、仕事の吸収力も段違いです。
まだ今の会社で給料が上がったり昇格したりしてないのならなおさらチャンスです。
失うものが少なくしがらみのないうちの方が心理的な抵抗も少ないでしょう。
ダラダラ続けていると
- この前給料上がったしな
- ボーナスまでは続けようかな
- 会社での地位が上がったのに手放すのはもったいないな
と、結局先延ばしにして無駄に歳だけ取り、ますます転職が厳しくなっていく可能性もあります。
自分にとって続けた方がいいのか、それとも転職した方が望む未来があるのかをよく考えてから決断しましょう。
まとめ
結局のところ転職というのは、「会社に入ってなるべく早く」か、「今の会社で十分なスキルを積んでから」の2つならばかなり有利です。
中途半端なのが一番最悪で、「そこそこ長く勤めているけど大したスキルはない」という状況が転職において圧倒的不利になります。
年齢は高いが転職でアピール出来るようなスキルがないという状態では厳しい戦いになってしまうでしょう。
「今すぐ辞めた方がいいのかスキルアップしてからの方がいいのか、そもそも今の会社でスキルが積めそうか」
という点をよく考えて判断するべきですね。
その際は転職サイトに登録しておけば求人情報が入ってくるためやっておくといいでしょう。
求人を見て今の会社と比較しながら転職するかを考えると効率が良いです。
辞めたいと思いながらもダラダラ続けるより、実際に行動を起こす人の方が人生で有利になりやすいのはよく言われている通りです。
思っているだけでは何も変わらず、行動したからこそ変化があります。
仕事は人生の大部分を占める物なので、より良い会社で勤めたいですね。