ハローワークで初回の手続きを済ませたら、
次は職業講習会。
なんか難し〜いお話を長々と聞き、退屈しそうですね?
そんなことはありません。
ただ受付で雇用保険受給資格者のしおりを見せて、参加した証明となる判子を押してもらって、資料をもらって着席、説明を聞いて終わりです。
説明といっても簡単で、
ただ資料に書いてあることを読んで、補足説明みたいな感じで、所要時間は45分くらい。
「どういう人が雇用保険をもらえるのか」
「自己都合、会社都合での受給時期の違い」
「職業訓練セミナーの話」
など、ほぼ資料を読めば分かることを淡々と説明してくれます。
そして、これに参加することで、1回分の就職活動とみなされます。
参加しない理由がありませんね。
後ほど具体的に書いていきますよ。
日時、場所、服装は?
初めてハローワークに赴き、離職票などを渡した際に、職業講習会についての説明を受けましたよね。そこで雇用保険受給資格者表のしおり等も貰ったと思います。
そこに書いてある時間と場所の通りに、遅刻せずに参加しましょう。
そして服装ですが、ラフな格好でOK。スーツを着る必要はなく、普段の私服で大丈夫です。
職業講習会で受ける説明の内容
まず、ハローワークの利用方法についての説明がありす。
具体的には、パソコンを利用しての求人の探し方や、求人の味方、企業への応募方法などです。
こちらは、パソコンの使い方なんて余裕だぜ!って方には退屈でしょうが、ハローワークには幅広い年代の方が来られますので、パソコンの使い方がよく分からない人向けの説明。
あとは
「就職活動が長引くと、企業からの評価が落ちるよ〜」とか
「生活リズムが崩れるよ〜」とか
「早く就職すれば企業からの評価も高いし再就職手当も高くなるよ〜」
とかそういった感じ。
失業保険給付期間が長く、それでいてまだ就職出来ていないとなれば、企業側も、「こいつ何か問題があるんじゃないか」ってなってしまうという事ですね。
他にも、職業訓練セミナーの話などもあり、ここで再就職に向けてのスキルを身に付けることができるようです。
これに参加すれば、その日以降から失業手当を受け取ることができるため、自己都合で退職して3ヶ月の給付制限がある方でも、給付制限中に失業保険を受け取ることが出来ますよ。
当日必要なもの
当日持参する物ですが、これは雇用保険受給資格者のしおりに書いてあります。
持参するものが箇条書きになっており、
1、受給資格者のしおり
2、ハローワークカード
3、筆記用具
4、求人票
5、その他
6、就職活動状況確認書
7、職業講習会参加表
8、就職ハンドブック)
が必要。
これらは全て、初回手続き時に貰っていると思いますので、これらを確認して忘れずに持参しましょう。
とはいっても、実際に使うのは1、2、7だけで、
その他は「持ってくると説明がより理解しやすいよ」って程度です。
持っていなくてもスクリーンにサンプルを写して説明してくれますので、必須なのは上記の3つだけになります。
ちなみに、4の求人票ですが、
手続き時にもらえるハローワークもあれば、自分でやらされるところもあるようです。
ですが大丈夫、簡単です。
1、総合窓口で「求人票を見に来ました」と言う
2、パソコンの前に座る
3、希望の条件を、タッチで選んでいく
4、良さそうな求人をタッチ
5、印刷を押す
6、自分が座っている席の上の棚にあるプリンターから求人票が印刷される
といった感じで、印刷するだけなら5分程度で終わりますので楽勝でしょう。
と言うことで、必須の持参物は、受給資格者のしおり、ハローワークカード、職業講習会参加表の3点だけです。これらは必ず忘れずに持参しましょう。
講習会ってどのくらいで終わるの?
一番最初にも書きましたが、45分程度で終わります。
地域によって大きな差はないと思いますので、大体45分程度だと考えていいでしょう。
日時の変更や欠席はできる?
日付はこちらから指定出来ないため、指定された日がどうしても都合が合わないってこともあるかと思います。
その場合は、まずハローワークに問い合わせて見ましょう。
参加する地域のハローワークを調べれば電話番号が出て来ますので、そこに電話すれば、変更可能かどうか分かります。
可能ならば、変更日を案内してくれますので、その指示に従いましょう。
欠席についてですが、やはり地域によってルールが違うようですので、まずは管轄のハローワークに問い合わせるのが確実です。
まとめ
失業保険をもらうための初回認定日までに、最低1回以上は就職活動をする必要があります。
今回の職業講習会はその1回に含まれますので、これに参加すれば条件を満たすため、初回認定日までに慌てなくて済むでしょう。
もしこれを欠席し、なおかつ就職活動もしていなければ、最悪失業保険がもらえません。
所要時間も45分程度ですし、特に欠席する理由もないでしょうから、ぜひ参加しておく事をおすすめします。
そして次に迎えるのが、初回認定日です。
また、税金の免除については下記記事を参考にしてください。