日本だけに限らないとは思いますが、
失敗を許さない風潮
ってありますよね。
例えばゲームなどで運営が何か失敗して、それを改善したとしても、
今更かよ
だの、
最初からやっておけ
だの、批判が殺到します。
他にも、例えばニュースなどで、芸能人の失態が流れると、ネット上などで袋叩きにされています。
失敗した人に対して、まるで鬼の首を取ったかのように袋叩きにする。
ざまぁwwwとでも言わんばかりに。
こういう風潮のせいで、ますます失敗が怖くなり、リスクが取れなくなっていく。
リスクが取れなくなるから、周りにいる、リスクを取って失敗した人を叩き始める。この悪循環。
最終的に、自分はリスクを取らない安全地帯から、挑戦する人たちを叩くようになっていく。
なぜこうも、失敗した人に対して厳しい風潮があるんですかね。
そもそも、失敗したからこそ、そこから学んで成長できるんですよ。
でも、世の中の風潮はその失敗自体を袋叩きにする。
結果、挑戦するのが怖くなり、失敗を恐れるようになる。そうなってしまえば成長もそこで終わる。
ここで思うのは、こうして失敗は恥ずかしいとかカッコ悪いとかいう同調圧力に屈した人から負けていくという事実。
リスクを取れなければ、成功もない。
安全地帯にいてつかめる成功なんてない。
他人の足を引っ張ることが大好き、周りと一緒が安心。周りと違うやつは異常、出る杭を打つ。
ただでさえ日本人はこういった傾向が強いですから、日本にいて何かを成し遂げたいのなら他人と違うことを恐れてはいけません。
でも、その同調圧力に負ける人が多いからこそのこの国民性がある。
しかし、同調圧力が強い国だからこそ、他人と違うことをすることでの競争優位性も得やすい事実があります。
他人と違うことを、武器にする。リスクをとる。
これがこの時代を生き抜くために必要不可欠です。
失敗から学べ
リスクを取らないと成功はないと書きました。
でも、
一度リスクを取って失敗したからもうリスクは取りたくない
って人がかなり多くて驚きます。
そこには失敗から学ぶという姿勢がない。
失敗したから失敗しないようにするのは学習だ?
それはただの逃げです。失敗から学んで改善するのが成長です。
改善せずにもう失敗しないようにするのは学習でもなんでもありません。
ただ逃げているだけ。そこに成長はない。
失敗して改善して、また失敗して。
それの繰り返しが成長でしょう。
もう一度失敗することを恐れて挑戦をやめてしまえば、そこで成長は終わります。
安全地帯から、他の挑戦する人たちを批判するだけの老害に成り下がります。
世間体やら周りの目やらを気にして、他人と合わせて生きる人生。
自分がそうだから、そうでない人を叩く。
こんなのはもうやめませんか。
足を引っ張るだけじゃ、何も成長できませんよ。