「20代で転職ってありなのかな・・・」
と、迷っていませんか?
確かに、昔は一度入った会社に定年までという価値観が根強く、皆それに従って生きてきました。
しかし、現在ではご存知の通り終身雇用の崩壊やブラック企業の増加、人手不足なども相まって転職する人が増えてきています。
そもそも私は、昔の「一度入った会社で定年まで働くべき」という価値観の方がおかしいと思うので、健全な方向に向かっていっていると感じます。
特に新卒の頃なんて「将来何がやりたいか分からない」という人も多いのですから、そんな状態で一発で理想の会社に入ることなどまず不可能です。(宝くじに当たるレベルの運が必要)
なのに日本では
- 「転職は悪」
- 「一度入ったなら最後(定年)まで頑張るべき」
- 「いくらつらくても、辞めるのは逃げ」
- 「根性が無い」
みたいな価値観が蔓延していますよね。
でも、実はこれってブラック企業が広めた価値観だと言うこと、知っていましたか?
上記のような価値観を「当たり前」だと広めることで、たとえ会社がブラックで激務やパワハラが横行していたとしても辞めない社員を作り出そうとしたのが始まりです。
会社としては社員に辞められてしまうとまた新しい人を採用しなければならず、時間とコストがかかってしまいますからね。
中には本気で「1度入った会社は定年まで」と思っている人もいるかもしれませんが、完全に洗脳されてしまっています。
そうやって思考停止して変な価値観に従っていても、ただブラック企業に搾取されていくだけなんですよ。
転職は間違いなく必要なものであり、自分に合わない会社でストレスを溜めながら働き続けるよりも自分にピッタリと合う会社に転職した方が何倍も幸せに過ごせます。
むしろ20代で転職を考え出したのはかなりラッキーであり、「若さ」という最大の武器を生かすことができます。
実際、新卒で入社した会社を辞めて、そこから転職してようやく満足出来る仕事に就けたという人の方が圧倒的に多いです。
ですから、今の会社に不満を感じているのであれば早いうちに転職に踏み切った方が良いと言えますね。
とはいってもまだ完全に迷いが消えたわけでは無いでしょうから、まずは「会社を辞める基準」から確認していきましょう。
会社を辞める基準は?
まだ20代であるのなら転職活動をする際に不利にはならないため、出来るだけ早めの行動が望まれます。
会社を辞める基準として挙げられるのは
- サービス残業をやらされる(残業代が出ない)
- 祝日出勤を強要される
- 上司からパワハラを受けている
といったその会社の労働環境の悪さや、
- 仕事に興味が持てない
- 本来やりたかった仕事ではない
- 別の業界に興味が出てきた
などの仕事内容に対して不一致が起きた場合です。
こういった状況でも辞めずに働いたところで、結局遅かれ早かれ皆転職していくんですよね。
だったら、出来るだけ若く転職に有利な状態で行動に移した方がいいということです。
とはいっても、いきなり転職という大きな判断には出づらいものですよね。
3回辞めたいと思ったら潮時
転職しても後悔しない基準は、真剣に辞めたいと3回思い悩んだ時です。
1回目2回目はまだまだ自分の中でも決意は浅く、
- 「つらいけど、なんとかやっていけそう」
- 「これくらい普通だよね?みんなも我慢しているし」
- 「この会社には良いところもあるから・・・」
といった気持ちになるものですが、3回目以降はそれが自分個人の力ではどうともならない問題である場合がほとんどです。
- 「もうこの会社にいても未来はないから辞めたい」
- 「今月の残業時間が100時間を超えてぶっ倒れそう。早く辞めて楽になりたい」
- 「上司のパワハラがつらい、辞めたい」
など、真剣に「辞めたい」と思い悩み考えることが3回もあった場合は、それはもはや転職することでしか解決しません。
そのまま無理して続けていればいずれうつ病になってしまったり、身体をぶっ壊してしまったりして数ヶ月間まともに働けなくなってしまうかもしれません。
20代であれば転職活動の際に不利にはならないのですから、辞めることに対して必要以上に臆病になる事なんてないんですよね。
出来るだけ若いうちに転職した方が有利
転職というものは、「出来るだけ若い」か「歳相応のスキルがある」のどちらかであれば有利に転職活動を進めることができます。
中途半端なのが一番最悪であり、「歳をとっているが大したスキルもない」という状態だと一気に厳しくなってしまいます。
ですから、「もうこの会社は嫌だ」と思ったらすぐに辞めるか、我慢してスキルアップに努めるかの2択になるわけですが、後者を選んだとしても必ずしもスキルアップが出来るとは限りませんよね。
それに、「もう少しスキルを積んでから」と思ったとしてもいじめやパワハラを受けてしまえば志半ばで耐えきれなくなってしまう可能性もあるわけです。
私の場合ですが、以前勤めていた会社では雑務しかさせてもらえず、先輩社員を見ても皆同じような状況だったため、「早めに辞めなければ無駄に歳を重ねるだけだ」と悟って即辞めています。
パワハラも受けていましたので、なおさら続けることに意味を見出せなかったわけです。
そのあと転職活動をしましたがそれほど苦労することもなく次の会社に入れていますので、やはりそれだけ「若さ」というものは強力な武器になるんですよ。
若さを生かして転職を成功させよう
それでも、やはり転職するかどうかの悩む・・・という人はもいるでしょう。
そういった場合は、転職サイトに登録をして実際に色々な会社をリサーチしてみるのが良いですね。
転職サイトに登録したからといってすぐに転職する必要は無いですし、リサーチ目的だけでも十分に役割が果たせます。
- 「なるほど、こういう会社もあるのか」
- 「この会社だったら生き生きと働けそうだなぁ」
- 「あ、ここも良いかも」
みたいに、調べていくうちに具体的なイメージがわいてくるはずです。
実際私も転職サイトに登録したことがきっかけで、転職へと踏み切れましたからね。あの時登録しておいて本当に良かったと思っています。
また、その後本格的に「転職活動しよう」と思った時は、転職エージェントも使いました。
私が使ったのはリクルートエージェントで、私に合った求人の紹介から書類の作成、面接対策など転職活動の全てを手伝ってくれたため、転職について右も左も分からなかった私にとってすごく心強かったですね。
休日や祝日でも対応してくれるため、平日は家に帰って寝るだけの時間しかなかった私でもじっくりと転職先の会社を吟味することが出来ていました。
求人を出している会社が費用を負担しているため利用は無料ですし、登録も5分程度ですぐに終わりました。
1人であれこれやっていたらおそらく倍近くの時間がかかっていたと思うくらい、エージェントのサポートでかなり楽に転職活動を進めることが出来ましたよ。
私がリクルートエージェントを選んだ理由は業界最大手だからで、転職成功実績や求人の数も他より圧倒的に豊富だったからです。
知名度もNo.1ですので、これを選んでおけばまず間違いないでしょう。
実際に私も転職に成功しましたし、対応もかなり良かったので利用して良かったと思っています。
エージェントを上手く活用し、転職活動を楽に進めましょう!