世の中には、知らないと損ということが多くあります。
逆に言えば、知っている人だけ得をするということ。
何も知らずにいると、その分損をしているかもしれません。
会社で無知が損をする例
例えば会社を辞める際、上司から
「辞めるのに有給なんて取れるわけがないだろ」
と言われ(これ実際私も言われました。取りましたが)、
それを鵜呑みにして有給を取らずに辞めてしまう人がいます。
他にも、ボーナスが出る前に退職届を出してしまい、査定がマイナス評価されボーナスが減額されてしまったり、
退職金のことをよく調べずに辞めてしまい、あと1ヶ月多く働いていれば退職金が出ていたのに!という人もいました。
あと、「月末の1日前に辞めると税金お得だよ」と言われその通りにしてしまう人もいるようですね。
これはもちろん嘘です。税金は結局払わなくてはいけないため、月末の1日前に辞めてしまうと会社負担分も自己負担となり、逆に高くなってしまうんですよ。知っていましたか?
これはケチな会社が使う常套手段で、辞める人の税金を払いたくないからこう言っているんですよね。
このように、世の中は無知が損をするように出来ています。有用な情報は自ら取りに行かないと、誰も教えてくれないんです。
会社以外で無知が損をする例
会社以外にも、知らない人が損をすることがたくさんあります。
例えば、家電の大特価なんて全然大特価じゃない(人件費のかからないネットの方が結局安い場合が多い)し、
携帯電話やインターネットを契約する際も勝手にいらないオプションを付けられていたりするし、
保険のセールスだってそう。毎月払う額よりも、結局もらえる額の方が少ない確率の方が高いという事、知っていますか?(運がいい人を除く)
知らないということは、より損をしてしまうということなんですよ。
知識を持っている人間は、出来るだけ安くそれを得ようとしますが、
無知な人は、余計なオプションを付けられたり、いらない保険に入らされたり、
安いプランで十分なのによくわからなくて心配だからと高いプランにしたりしてしまう。
つまり、より多くのお金を払う羽目になってしまうということです。
情報社会だから自ら情報を取りに行こう
無知が損をするとは言っても、
毎日遅くまで会社で働き、土日は平日の疲れを引きずってしまい、何かを調べる気力も起きないかもしれませんね。
しかし、今はインターネットという便利な手段があります。
寝っ転がりながらも情報を得ることが出来るんですよね。
昔はこんなものはなく、今よりも情報を得るのは困難だったでしょう。
人から聞くか、労力を割いて本屋に調べに行くか。
少なくとも今より確実にハードルは高かったはずです。
今はその頃と比べて格段に情報は手に入りやすくなっているんですよ。
しかし、逆に言えば、手軽に情報が得られるようになった分、
知識を持っている人ともっていない人の格差が広がってしまったんです。
知識がある人は賢くサービスを利用し、無知な人は損をしてしまう。
その差が、大きくなったんですよね。
ですから、自分から情報を取りにいかないとどんどん損をしてしまいます。
電気ガス水道と同じレベルのインフラとしてどの家庭でもインターネットは当たり前になり、恵まれた時代になったわけですから、自ら情報を取りに行きましょう。
でないと、知らず知らずのうちに損をしてしまうかもしれませんよ。