会社を転職しようと動き出しつつも、実際に退職する時期って悩みますよね。
私もかなり悩みました。
というのも、ボーナス(賞与)をもらって辞めるかどうかを悩んでいたんですよね。

ボーナスをもらって辞める
私は別に、ボーナスをもらって辞める事について後ろめたさや罪悪感なんて感じる必要はないと思っています。
というのも、ボーナスというのは今まで頑張った分の報酬として支払われるものではないですか。
よく「ボーナスは期待料だ」という人もいますが、少し違うと思うんですよね。(ゼロではないと思いますが)
ボーナスが支払われる仕組みを見てみると、査定期間というものがあって、
それはボーナスがもらえる日の数ヶ月前から始まる感じですよね。
7月のボーナスなら査定期間は前年10月〜3月末で、12月のボーナスなら4月〜9月末です。
この期間の働きぶりに応じて支払われるのがボーナスなんですよ。
このように、過去の頑張りに応じて支払われるのがボーナスですので、私は「頑張ったご褒美」だと考えているわけです。
ですから、退職前にもらえるのならもらっておくのがいいでしょう。
過去に頑張った報酬をもらわないで退職するのは損だと思います。
周りの目は気にしなくていい
どうしても、後ろめたさや罪悪感を感じてしまうのなら貰わないのも選択肢の一つだと思います。
ですが、こういった周りの目なんて気にしなくていいと思うんですよね。
でも実際、ボーナスをもらってから辞める事に対して、
「意地汚い」
「ボーナス直後に辞めるなんて・・・」
「タイミング良すぎでしょ」
みたいに言われることは、やっぱりあると思います。
ですが、辞めたら大抵はもう二度と会わない人たちです。
辞めるまでの辛抱だと思って我慢しましょう。
これだけ我慢すれば数十万というお金が頂けるのですから、そう思えば楽勝だと思います。
とはいっても、できる限り「もらいにげ」という印象を残すことは避けたいですよね。
その場合はどうすればいいでしょうか。
貰い逃げだと思われないためには
周囲に退職することを漏らさない
自分の中で退職を決めた時、それを周りの同期などに話してしまう人もいますが、
ボーナスを貰って辞めたいのなら言わないようにしましょう。
退職する直前まで周りには何も伝えず、
実際にボーナスが自分の口座に入金されたらそこで始めて退職届を出し、あとは自然に周囲の人の耳に入るまで放置です。
こうすることで、よほど心が汚れている人でなければ
「最初からボーナス貰って辞めるつもりだったんだろ」
なんて言ってきません。
期間を少しあける
より安全策を取るならば、退職時期をボーナスもらってから1ヶ月後などにすることですね。
少し期間を空けることで、印象を薄れさせることができます。
ボーナスを受け取った直後はみんなウキウキですが、1ヶ月も経てば記憶も薄れてきます。
貰ってから1ヶ月も経っていれば貰い逃げという口実を付けるにはやや難しくなってくる頃ですよね。
今すぐ退職したいという事でなければ、少し期間をあけて退職するのがいいでしょう。
全力で仕事をする
仕事に全力で取り組む事で、「ボーナス泥棒!」と言わせないようにします。
「あれだけ頑張ってるんだし」
という印象を与えましょう。
退職決定後の引き継ぎも全力で行う事で、良い印象で退職することができますね。
そうすれば貰い逃げというマイナスイメージは抱かないはずです。
ボーナスを貰って辞めたい場合の注意点
ボーナス支給後に辞めたい場合の注意点についてです。
会社にもよるのですが、ボーナス支給前に退職の意思を示すとボーナスをくれない会社も存在します。
ボーナスは給料とは違い、必ず払わなければいけないというものではないんですよね。
会社が「辞めるこいつには払いたくない」と判断したら払わなくてもいい事になっています。
ですから、もしもらって辞めたいのなら、ボーナスが自分の口座に振り込まれてから始めて上司などに退職の意思を示すようにした方がいいでしょう。
もちろん同期や先輩社員にも、辞める事を相談とかで話してはいけませんよ。
まとめ
私はボーナスを今まで頑張ったご褒美だと思っているので、貰って辞める事に対して後ろめたさや罪悪感は感じる必要は無いと思っています。
もちろん、周りでそういう人がいても何も思いません。
私が損するわけでもないですし、他人が受け取るお金が増えるだけです。
会社にとっては辞める人に払いたくないかもしれませんが、本人としてはやはり頑張った報酬は受け取りたいものですよね。
ボーナスを頂ける事に感謝し、次の職場でもまた頑張りましょう!