毎日終電まで残業しているといずれ過労死する。深夜残業続きでつらいのは当然であり、倒れる前に転職するべき

終電で家に帰る人

一般的な会社の定時は17時〜18時のはず。

それなのに、終電には多くのサラリーマンが乗っているのを目にします。

みんな疲れた顔をしてぐっすり眠っていますが、正直言ってこの状況は異常です。

毎日終電で帰らなければならないような会社はブラック企業だと断言でき、そんな会社で働き続けていてはいつか必ずぶっ倒れます。

 

終電まで残業は過労死ラインを超えている

会社の定時が18時だとして、終電で帰るということは大体24時頃まで残業しているという計算になります。

ということは、毎日6時間も残業しているという計算になるんですよ。

定時が17時であれば毎日7時間残業です。

これらを月換算(平日20日)すれば、月間120時間〜140時間の残業をしている計算に。

さらにこれプラス休日出勤なんてあろうものなら残業時間が月に150時間超えという驚異の数字になります。

 

この数字は過労死ライン(月に80時間の残業)を優に超えており、働き続ければ普通に死ねるレベルです。

 

身体はすでにボロボロでしょうし、ストレスにより精神的にも疲弊しきっているでしょう。

過労死という言葉が頭をよぎるどころか突き刺さっているレベルで、ある日突然ぶっ倒れる危険があります。

朝起きたらなんか天井がグルグル回っている・・・なんてことになってから後悔しても、もう手遅れ。

 

こうなる前に対策をとっていくべきですが、こうも休みなく働いていれば感覚がすでに麻痺しているという場合が多く、思考停止でただ目の前の仕事に取り組むのが精一杯かもしれません。

しかし、ここで一念発起して行動を起こさなければ、残るのは壊れた身体と精神です。

大きな病気になってしまったり、うつ病にかかってしまう前に転職を視野に入れた方がいいでしょう。

 

自分1人でなんとかするのは不可能

残業が慢性化している会社の場合、自分でなんとかしようとしても不可能です。

いくら効率的に仕事を終わらせても、早く帰ろうとすれば嫌な顔をされたり強引に引き止められるのがオチです。

「帰る?ふざけんな。手が空いているならこの仕事もやれ」と、さらなる仕事が降ってくるだけ。

こういった会社って残業ありきで仕事量を決めているため、「終電まで残業するのが当たり前だ」みたいな感覚を持っているんですよね。

いくら個人がどうにかしようとしても、残業至上主義の会社はそう簡単に変わることはありません。

 

深夜まで残業=仕事ばかりの人生

一度立ち止まって考えて欲しいのですが、仕事ばかりの人生って楽しいですか?

仕事って、人生を豊かにするためにやっているはずですよね。

頑張ってお金を稼いで、そのお金で旅行に行ったり、友達と遊んだり、お酒を飲んだり。

それなのに毎日毎日終電で帰るような仕事漬けの人生では、そういったことをやる暇さえありません。

仕事が生き甲斐であり楽しみであるという人であればいいのですが、今この記事を読んでくださっているということはそうではないはず。

 

それに多くの場合、こういった生活を続けた先にあるのは後悔です。

 

「仕事漬けだった人が後悔したこと」というアンケートでは、「もっと遊んでおけばよかった」とか「仕事ばかりやるんじゃなかった」とか「趣味をもっと楽しむべきだった」といった回答が多かったという調査結果があるほどです。

特に、たくさん残業していながらその対価が支払われないような会社にいる人はなおさら抜け出すべきで、サービス残業により搾取されていては時間を無駄に失うだけです。

そして当然、失った時間は二度と戻ってきません。

 

歳を取ってもそんな生活を続けられるか?

今、何とか長時間残業の生活に耐えられていたとしても、それをずっと続けられますか?

若いうちは良くても、歳を取っていけば体力は衰えていくものです。

 

歳を取ってからもう無理だと気がついても、転職する気力すら残っていないかもしれません。

それに、転職は若ければ若いほど有利であり、30代、40代と歳を重ねるにつれ転職先も見つかりづらくなってしまうんですよね。

 

ぶっ倒れるその瞬間はある日突然やってくる

毎日終電まで残業していて病気になってしまったり、うつ病にかかってしまえば当然しばらく働けなくなってしまいます。

そうなれば、今まで何のために深夜まで残業していたのか分からなくなりませんか?

せっかく毎日長時間働いていたのにも関わらずある日突然働けなくなってしまえば、1年を通してみれば毎日定時で帰っていた人よりも働いた時間が少なかったなんて結末もありえます。

それに、働けなかった期間は転職の際にも「ブランク」として足かせになり、他の人よりも不利になってしまいますね。

 

何度も言いますが、ぶっ倒れるその瞬間はある日突然訪れます。

その時が来てしまう前に、ぜひ転職活動を始めてみてください。

 

転職という選択肢を用意しておこう

転職って、マイナスイメージを持っている人が結構多いですが、これは大きな誤解です。

そもそも、会社なんて入ってみなければ分からない部分がほとんどなのに、一発で理想の会社になんて入れるわけがありませんからね。

そんな人は超幸運の持ち主だけでしょう。

多くの人は実際に働いてみて、「思っていたのと違った」なんて感じているものです。

よく、「最近のやつはすぐに辞める」と愚痴をこぼす年配の方がいますが、そもそも時代が違うんですよね。

ひと昔前であれば当然インターネット環境などなく、転職の際はコンビニで転職情報誌を読んで、2、3行の少ない情報の中から良さそうだと思った求人に電話して・・・でも平日じゃないとダメだから・・・ってかこの会社は給料とか福利厚生はどうなってるんだろう・・・?

と、なかなかのハードルがあったため諦めていただけでしょう。

しかし、今はインターネットがあります。

会社のホームページを見れば給料や仕事内容など事細かに知ることが出来るほか、転職エージェントなんかを活用すれば転職までの流れを全てサポートしてもらうことが出来るため、転職の難易度はかなり低くなっているんですよね。

それに、今は人手不足が騒がれているため非常に売り手市場ですから、内定も得やすくなっています。

またいつ就職氷河期に入ってしまうか分かりませんので、企業が採用に積極的な今がチャンスでしょう。

転職して状況が改善したという人は8割もいますし、年収アップも望めますからね。

 

転職は思っているよりも簡単

実際に転職を経験した私が感じるのは、「転職って結構簡単だ」ということです。

私はリクルートエージェントを利用したのですが、転職活動を最初から最後までサポートしてくれたためかなり楽に転職することが出来ました。

具体的には、私に合った求人探しから書類の作成はもちろん、自己PRや志望動機を一緒に考えてくれたり、実際の面接形式での練習など、転職活動で大変だと感じる部分を全部手助けしてくれたんですよね。

自分1人で転職活動を進めていたら、おそらく諦めていたかもしれません。

それくらい心強い存在で、かなりスムーズに事が運びました。

リクルートエージェントは利用にあたって料金は一切かかりませんし、休日や祝日にも対応してくれます。

毎日終電まで残業しなければならないような会社は確実にブラックですので、疲弊して何も行動する気が起きなくなる前に転職準備だけでも進めて起きましょう。

そうすれば、いざ限界を迎えた時にすぐ行動を起こせますからね。

それに上記にも書きましたが、また就職氷河期時代に入ってしまえば今よりも転職活動が厳しくなってしまいます。

ぶっ倒れてからでは手遅れですので、気力があるうちにやっておけばあとで必ず良かったと思うはずですよ。