「警備員のアルバイトをやってみようかな・・・」と考えた際、やはり気になるのは「面接の時に何を聞かれるのか?」ということですよね。
- 「体力面の事とか聞かれるのかな」
- 「なんか、体育会系で厳しそう」
- 「面接には何を持ってったらいいの?」
- 「どのくらいの時間面接するんだろう」
- 「髪型は短髪の方がいいのかな・・・」
など、気になる点は多々あると思います。
そこで、実際に警備員のアルバイトの面接を受けて合格をもらったことのある私がその詳細についてまとめます。
目次
警備員の面接ではどんなこと聞かれるの?
まず、警備員の面接では、基本的に大したことは聞かれません。
ただ、一番最初に聞かれたのが「どのくらいの期間働けそう?」ということでしたね。
面接官によれば、「最低でも1年くらいは働いてもらわないと・・・」と言っていました。
警備員というのはたとえアルバイトであろうと、採用されれば30時間の研修が必須となっているため、せっかく研修したのにすぐに辞められてしまうのは困るということでしょう。
30時間(4日間)の研修が終われば研修費として3万円ほど支給されるそうですから、研修終わってすぐに辞められたらかなりの痛手となるわけですね。
その点、週に何回入れるかということはさほど重視していない様子で、「たくさん働きたければ週5日、そうでもないなら今入っている人が休みの日だけ(週2日間)でもいいよ」と言っていました。
あとは、私の場合は前の会社を辞めてから半年以上経っていましたので、「この空白期間は何をしていたか?」ということを聞かれました。(資格の勉強をしていると答えました。)
ただ、この質問の意図も「どれだけの期間働けそうか」ということを確かめるための質問でしたね。
流れは以下の通りで、






という流れでした。
つまり、「長期間働く気がある」という点を上手くアピール出来れば、合格を貰うことはそんなに難しい話ではないです。
基本的には業務内容の説明が主
上記のような質問が終わったら、あとは
- どういう業務を主に行うか
- どんな流れで進めていくのか
- 合格だった場合に用意する物についての説明
がありました。
ここは基本的に聞き役に徹する感じで、淡々と説明してくれましたね。
「業務内容は基本的に巡回がメインで、あとは監視カメラを見たり〜」といった感じです。
合格だった場合に用意するものについては、警備会社によって多少異なるでしょう。
実際に合格を貰った後に色々教えてくれるはずなので、それに従ってください。
志望動機はなんて答えたらいい?
警備員とはいってもアルバイトですから、大それた志望理由などは必要ありません。
逆に意識高く「私は警備員という仕事に憧れを持ち、市民を守る存在として〜」なんて言ったら逆に落とされてしまうかもしれません。
警備員のアルバイトに必要とされているのは、
- 責任感があるか
- 体力に自身はあるか
- 普通に業務をこなしていけそうな人か
- コミュニケーション能力があるか
- 生活リズムが崩れても大丈夫か
などの項目です。
責任感は当然必要とされますし、歩いて巡回したり立ったまま警備する立哨と呼ばれる業務を行うため体力も求められます。
あと、警備員とは言っても他者との関わりはありますから、基本的なコミュニケーション能力はやはり必要です。
とはいっても、超絶コミュ症とかでもない限りは大丈夫ですけどね。
「普通に業務をこなしていけそうな人か」というのは、どのアルバイトでも見られる部分ですので特に深く考える必要はないでしょう。
また、「生活リズムが崩れても大丈夫か」というのは夜勤の場合で、私は夜勤希望だったのでこの点を詳しく聞かれましたね。
これらの点を意識した上で自己PR出来れば十分です。
私の場合は、
「責任感が強い性格で、人と関わるのが好きな性格です。また、学生時代は毎日部活で厳しい練習をこなしてきたため体力には自信があります。特に大きな病気をしたこともなく健康であるため、これらの特徴を生かしてしっかりと働けると思い志望致しました。」
といった感じでしたが普通に受かりました。参考までにどうぞ。
服装は私服?それともスーツ?
服装ですが、アルバイトの面接なので私服でOKです。
スーツであれば「この人やる気あるな」と思ってくれる可能性はありますが、逆に「アルバイトの面接でスーツ?なんか扱い難そう」みたいにマイナス評価を受けるリスクもあります。
ここは無難に私服でいいでしょう。
といっても、あまりにも派手な服装は当然NGですから、いつもより落ち着いた服装で面接に臨んでください。
ちなみに私はTシャツにジーンズで行きましたが受かりました。
持ち物(持参物)は?
警備員のアルバイトの面接の際に必要な持ち物は、
- 履歴書
- 筆記用具
の2つだけでした。
履歴書は市販のもので、必要事項を記入した上で写真が貼ってあればOKです。
ただ、「明日面接ね」などと言われた場合はかなり焦ることになるため、アルバイト先を探しているのであればあらかじめ履歴書を購入して記入し、写真もスピード写真でサクッと撮っておきましょう。
筆記用具は、ボールペンだけで十分です。もし忘れた場合でも、面接の際に向こうが渡してくれます。(忘れると印象は下がりますが)
ちなみに、判子は必要ありませんでした。
面接の所要時間は?
業務についての説明を詳しくしてくれたため、面接が終わったのは大体30分〜45分程度経った頃でしょうか。
短すぎず、長すぎずといった感じで面接が終わりました。
まあ、正社員ではなくアルバイトなため、どこもこんな感じだとは思います。
髪型は長髪でも大丈夫?短髪じゃなきゃダメ?
私の場合ですが、面接の終わり際に「もし採用になった場合、もう少し髪の毛切れる?」と言われましたね。
私はそこまで長い髪型はしておらず、ミディアムくらいの長さなのですが、それでも長いと判断されてしまいました。
基準としては後ろ髪が前から見えない程度、横は耳にかからない程度、前髪は眉毛くらいといった感じの長さにする必要があるそうです。
やはり警備員というのは印象が大切なため、短髪じゃないとダメみたいですね。
交通誘導(駐車場などで車を案内してくれる人です)などはそれほど髪の毛にうるさくないようですが、施設警備の場合はやはりお客様の目に触れる機会が多いためどうしても印象が大事になって来ますから仕方ないのかもしれません。
といっても流石に刈り上げたりするほど短髪である必要はないので、髪型にこだわりが無い人であれば特に問題はないでしょう。
あ、もちろん茶髪などは論外です。女性であれば許されるかもしれませんが、基本的に「男性は黒髪短髪」と覚えておきましょう。
(女性で髪が長い場合は、後ろでまとめると印象がUPします。)
警備員のバイトは楽に稼げる
警備員といっても色々と種類があり、
- 第一号警備業務(施設警備)→マンションやビル、商業施設などの警備をする業務
- 第二号警備業務(交通誘導・雑踏警備業務)→車などを誘導して警備する業務
- 第三号警備業務(運搬警備業務)→運搬中の現金や貴金属を警備する業務
- 第四号警備業務(身辺警護業務)ボディガードなど、人を警備する業務
という4種類がありますが、第一号警備業務の施設警備はかなり楽にお金が稼げる部類です。
基本的な業務は、
- 不審者がいないかどうかをチェックする巡回や立哨(立ったままの警備)
- 監視カメラのチェック
- お客様が来た際の案内
- 施錠やその確認
などが主な業務です。
正直、これほど仕事が楽で月に10万円以上(日給1万円以上)稼げる仕事は少ないでしょう。
その割には応募者も少なく、常に人手不足な業界のため採用もされやすいです。
やはり、まだまだ世間的には「高齢者がやるもの」だとか「ほかに仕事がない人がやるもの」といったイメージが強いため、なかなか人が集まらないそうですね。
なぜそんなイメージなのかは分かりませんが、いわゆる「穴場」なのは間違いありません。
楽してお金を稼ぎたい人にとってはかなり美味しいバイトであると言えます。
求人数も人手不足の影響で多いですから、他にもっと条件のいい警備員バイトもあるかもしれません。
もし今受けようとしているところが落ちてしまった時のことも考えて、次を探しておくと安心です。
警備員のアルバイト求人が多いのはマッハバイトですね。ここ経由で応募すれば採用された際にお祝い金1万円が翌日に貰えるため、かなりお得です。まだ登録していないという人はぜひ。
まとめ
警備員のアルバイトの面接の際は、特にあれこれ考える必要はありません。
他のアルバイトが受かるレベルであれば普通に受かります。
たとえ落ちてしまったとしても他に選択肢はいくらでもありますから、気軽に面接を受けてみましょう。