皆さんは1日にどのくらいテレビを見ますか?
1時間?2時間?3時間?
私も子供の頃は、よくテレビを見ていました。
食事の際に親が点けるので、私もそのまま見ていた感じですね。
でも、テレビって見ることによるメリットよりも、デメリットの方が多いんです。
その理由は後述しますが、結論から言うと私はテレビを捨てました。
時間泥棒
まず、テレビって一度見始めると止まらなくないですか?
少なくとも私はそうです。
良い感じのところでCMが入り、続きが気になるようになっているし、
やめどきが分からず、長時間見続けてしまいます。
というのも、人間、途中で切られると続きが気になってしまうという性質を持っているんです。
だから、良いところでCMを入れるわけで。
漫画だって、”いいところ”で区切って、続きはまた来週。
ドラマだって一度見始めてしまうと続きが気になりますよね。
絶妙なタイミングで区切り、次回も見てもらおうとしているわけです。
人間の心理を利用して、テレビを消させないようにしている。(その理由は後述します。)
一度見始めてしまったら、かなりの時間を使ってしまうんですよ。
テレビで情報収集するのは無駄が多い
情報収集のためテレビを見ていると言う人もいますが、情報を自分から取りに行く気がなくて、何となくテレビを点けて流れてきたニュースを見ているだけではないでしょうか。
ニュースなんて今はインターネットでいくらでも見られます。
要点だけ知れば十分なのに、テレビの場合は時間をかけますよね。
映像と音で提供するコンテンツの性質上、無駄な部分も多いわけです。
一つの情報を得るのにかかる時間は文字主体の方が圧倒的に速いです。
ネットニュースだって写真や画像で分かりやすく出来ますよね。
テレビだと10分かけて放送したニュースでも、ネットで要点だけ調べたら数分で終わる。
情報を得たい時にテレビである必要性がないんですよ。
前述した通り無駄が多すぎるし、時間がかかるからです。
それにテレビだと、ニュースだけ見てはい終わりができるならいいですが、その後すぐに始まるドラマだったりバラエティだったりを、ついつい流れで見てしまったりする事もあります。
そうなった場合はさらに時間を浪費してしまいますよね。
あと、ニュース番組でも、世の中のことだけではなく、芸能人のニュースをやったりすることもありますよね。いわゆるエンタメというやつです。
あれは本当に時間の無駄。
「芸能人の誰々が何々をした」
で?って感じです。それで得られた情報が何の役に立ちますか。
何の役にも立たない番組が多い
他にも、例えばバラエティだって、それを観て得られるものってそう多くはないです。
楽しい気分が味わえた、くらいでしょうか。
もちろん、自分の知らなかったことを知られる可能性もありますが、やはり無駄が多すぎます。
1時間バラエティを観て得られる情報なんて、ちょっと調べれば一瞬で分かることばかり。
それに1時間もかけるメリット、ありますか?
私は他のことをしていた方がよっぽどいいと思ったのでテレビを捨てました。
何か作業したいときでもテレビが付いていると自然と視線がそちらに向いてしまいますし、
映像と音は刺激が多いので見ることに集中してしまい、テレビを見ながら考え事なんて出来ないですからね。
購買意欲を刺激されてしまう
テレビは無料で見られる手軽さから、気軽に点けてしまう人も多いみたいですが、購買意欲を誘う様々な罠が仕掛けられています。
そう、CMです。
いかにも商品が魅力的であるかのように見せるとともに、それを何度も見せることで親近感を持たせる。
観ている人も、何度も目にしているものは警戒心が溶けやすいですし、何かを買うときの判断基準も、自分が知っているものを選びやすいです。
例えば洗剤だって、普通に何も知らずに買おうと思ったら選択肢が多すぎて迷ってしまいますよね。
そんな時に、何度もCMで目にした商品があれば、CMで見たやつを選んだりする。
こうして、購買意欲を誘い商品を買わせようとするのが、TV局やスポンサーの戦略です。
テレビを見る限りCMは必ずあり、目に入ってきてしまうものです。
買うつもりがなくてもCMを見て、”欲しいな”と思うことだってあるでしょう。
つまり、購買意欲を刺激され、余計な出費がしやすくなってしまうんです。
まとめ
このように、テレビには時間とお金の両方を持って行かれてしまうという性質があります。
テレビを見て得られるメリットよりも、デメリットの方が圧倒的に多い。
時間は言うまでもなく貴重ですし、何も考えずテレビを見るために使うのは無駄なんです。
それに使う時間を他のことに当てた方がよっぽどいい。
お金だって、CMを目にしてしまったがために、本来必要のないものでも欲しくなってしまうかもしれません。
少なくとも、その可能性があるわけで。
お金はこの資本主義社会においていわば戦闘力みたいなものであり、それを余計な出費で減らすことは避けたい。
こういった理由で、私はテレビを捨てました。