会社って何かと気を使ってしまい疲れますよね。
かくいう私もその一人で、毎日上司に対して気を使って疲弊していました。
そんな中でどうにか解決できないかと考えた結果、私が導き出した答えがありますのでそれをご紹介します。
なぜ気を使いすぎてしまうのか?
まず最初に、「なぜ気を使いすぎてしまうのか」についてですが、それって実は
人目を気にしすぎているから
なんですよね。
「人から嫌われたくない」、または「自分を良く見せたい」という思いが強すぎてしまい、人目を気にしすぎてしまう。
ですが、万人から好かれるということは当然不可能なんですよ。
人間は相性というものがあり、
- 何をやってもあなたのことを好いてくれる人が2割
- 行動次第であなたのことを好きにも嫌いにもなるのが6割
- 何をやってもあなたのことを嫌う人が2割
だと言われています。
だから、自分がどんなに気をつかおうが2割の人には絶対に嫌われてしまうということ。
でも気を使いすぎてしまう人は、6割の「行動次第で好きにも嫌いにもなる」人に対しても「できれば好かれたい」と思ってしまうんですよね。
確かに、仕事をしていく上は多くの人から好かれた方がいいでしょう。
しかしここで考えて欲しいのが、気を使いすぎることでこの6割の人はあなたのことを好いてくれるのか?ということ。
逆の立場で考えると、あなたに対して必要以上に気を使ってくる人に対して好印象を持ちますか?
自分の素をある程度出してくれて親しみやすい人の方が好印象を持ちやすいのではないでしょうか。
しかも、嫌われたくないと必要以上に気を使うことで逆に嫌われてしまう可能性だってあるんですよね。
本当に気を使う必要があるのか?
私も、以前までは上司に対して気を使って言うこと全てを何でも素直に聞く人間でした。
では私がなぜ上司の前でそうしていたかというのを考えてみると、
その方が自分にとってメリットがあると思っていた
からなんですよね。
実際、日本社会という村社会では今も年功序列の会社が多く、上司に気に入られた人が出世する傾向は高いです。
だから私も必要以上に気を使い、言うこと全てに従おうとしていたわけです。
ですがある時私は限界に達し「もう気を使ってストレス貯めるくらいなら素の自分でいてやろう」と吹っ切れた時がありました。
理不尽なことをされたら上司に反抗し、違うと思ったら素直にその考えを発信する。
こうして自分の思うままに振る舞うようになった時期がありました。
上司からの評判を気にしてストレスを溜めるのを止めたわけです。
そしてその結果、逆に上司は私のことを以前より好意的に見てくれるようになったんですよ。
この時私は思いました。「果たして必要以上に気を使うことが本当に正しいのか?」と。
もちろん最低限の礼儀は必要です。しかし、必要以上に気を使うことはデメリットしかないと気がついたんです。
気を使いすぎることにメリットなんて1つもない
必要以上に気を使っても、自分が疲れ切ってしまうだけです。
それに、気を使いすぎて低姿勢でペコペコしていては自信がないように見えますし、自分の思った素直な意見を言えないというのは会社にとってもマイナスでしょう。
先ほども言いましたが、自分に対して必要以上に気を使ってくる人に好印象を持ちますか?
私だったらなんか距離を感じてあまり印象は良く感じませんね。
「気を使ってストレスを溜め疲れ果ててしまう」のと、「最低限の礼儀をわきまえた上で自分の素を出し、親しみやすく振る舞う」こと。
後者の方が好印象を持ってもらえる可能性は高いですし、自分も疲れません。
気を使いすぎることにメリットなんて1つもないんですよね。
それでも気を使いすぎてしまう場合の対策
今までずっと気を使ってきたのにいきなり変えることは難しいかもしれませんね。
ですが、今のままだと現状は何も変わりません。
まずは第一歩、「自分の意見を素直に伝えてみる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。
そうして少しづつ、気を使いすぎない自分へと変化していけばいいんです。
その方が上司は評価してくれますし、あなたの貴重な意見を素直に言ってくれることは会社にとってもプラスですから。
まとめ
やはり、どうせ生きるなら自分らしく生きたいと思いませんか?
自分の意見を抑え込み気を使いすぎた結果ストレスでうつ病になってしまう人を、私はたくさん見てきました。
もちろん自分を出すのにも限度はありますし、いきなりは変えられないかもしれません。
ですが、少しずつ自分の意見を出していくことはできるはずです。
素の自分でいるのって精神的にも楽ですし、その方が周りはあなたのことを評価してくれますよ。