転職の面接で前職の経験や実績を聞かれた場合の対処法。どうしても思いつかない時はどうすればいい?

思いつかない男性

転職活動を始めるにあたり、「面接で前職の経験や実績をどう説明しようか」ということについて悩むと思います。

転職の際の面接では必ず聞かれる項目であるため、

  • 前職を辞めてから期間が空いている
  • すぐに辞めたので何も思いつかない
  • 面接で話せるような実績がない

 

という場合は「上手く説明出来なくて落ちてしまうかも・・・」と不安になるでしょう。

事前にしっかりと準備しようと思っても、そもそもどう説明すれば良いのか思いつかないかもしれません。

 

でも大丈夫です。「答え方」さえ理解していれば簡単に用意することが出来ますよ。

 

前職での経験や実績を聞かれた場合

転職での面接において前職での経験や実績は必ず聞かれますので、具体的な数値での実績がないという場合は面接が億劫になってしまうでしょう。

ですが、必ずしも数値での実績じゃなくてもいいんですよ。

もちろん何か具体的な数値があるのであればそれに越したことはありませんが、なくても大丈夫だということ。

例えば、

  • 社内で上司や部下に自分から進んで話しかけ、コミュニケーションを円滑に進めた
  • 自分が工夫した点やそれによる効果
  • ミスを減らすためにメモをとり、家でそれを何度も読み返した

 

などといった自分が努力してきた点を話しましょう。

この際注意して欲しいのが、あまり抽象的になりすぎないことです。

例えば「コミュニケーションを円滑に進めた」だけだと、具体的にどんなことをしたのか分かりません。

面接の際は必ず具体例を挙げ、面接官が納得出来るような説明を心がけてください。参考までにいくつか例を挙げると、

「部下が困っているようであればその都度声をかけていました。例えば・・・」

「報告は積極的に行うよう心がけていました。それはなぜかというと・・・」

「他部署との円滑な連携を取るために社内での顔見知りを増やす努力をしました。具体的には好感を持っていただけるような態度と・・・」

など、より具体的な説明が好ましいですね。自分なりにアレンジして考えてみてください。

 

企業は超人を求めているわけではない

いくら中途採用が即戦力を求めていたとしても、完璧でなんでもできる超人を求めている訳ではないんですよね。

同業種であったとしても会社が違えば当然やり方も違うものなので、実は入社してすぐ活躍出来る人なんて存在しません。

もちろんなんでも出来るに越したことはないでしょうが、それ以外にも円滑に仕事を進める調整役だったり、どんな部署でも柔軟に対応出来る人だって欲しているんです。

前の会社では評価されなかった能力だって次の会社では必要とされることだってありますよ。

つまり、必要以上に縮こまる必要はなんてないんですよね。自信を持ってアピールしていくことが大切です。

 

まずは、前職でどんなことを思いながら何の仕事をしていて、どういう効果があったのかを思い出しましょう。

たとえ自信持って話せるような前職での経験がなかったとしても、いくらでも話しようはあります。

 

例えば、コミュニケーション能力や明るい性格、前向きな態度などといった面も十分にアピールポイントになりますし、失敗を分析して次に役立てる能力だって同じです。

これらがしっかりとしていればそれをベースに自己PRを組み立てることが出来ますし、説得力のある説明になるでしょう。

 

こういった社会人の基礎が出来ていればどこの企業でも活躍できますから、自分の強みをうまく含めて面接官にアピールしてください。

 

転職理由に一貫性があるかどうか

他にも、なぜ前職に就こうと思ったのか、そしてなぜ転職をしようと思ったのかも面接では聞かれる項目です。

この際、きちんと一貫性があるかどうかを意識してください。

同業種であれば一貫性のある理由が説明しやすいですが、異業種だと中々難しいんですよね。

 

例えば機械設計から営業へ転職するとしましょう。

前職の機械設計に就いた理由が「昔から機械に興味があり自分で作り出したいと考えたため」だと、ではなぜ今回営業なのかということになってしまいます。

異業種への転職である場合はこの理由を考えることに一番時間を使ってじっくりと練る必要があります。

詳しくは下記記事で説明していますので参考にしてください。

 

 

第三者からアドバイスをもらうのも有効

前職での経験や実績を合わせて一貫性のある自己PRしていくのはやはり難しいものです。

自分1人であれこれ考えていてもどうしても思いつかないという場合は、第三者にアドバイスをもらうのも有効です。

面接のプロである転職エージェントの力を借り、客観的目線から意見をもらってまとめてみることをオススメします。

転職エージェントはこういった前職の経験や実績、自己PRのまとめ方を教えてくれる他にも、書類の書き方や実際の面接対策なども行ってくれるサービスです。

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