仕事がつらい。会社に行きたくない。
人間関係、長時間労働、低賃金。
今の日本はブラック企業も多く、運悪く悪質な会社に入社してしまえば、次第に心を壊されてしまいます。
私も以前、ブラック企業に勤めていた際、長時間労働や人間関係に悩まされる毎日を送っていました。
上司は毎日威圧的な態度で接して来るわ、労働時間は長いわ、給料は16万円だわで、本当に「なんのために生きているのか分からない」くらいに追い込まれていましたね。
月曜日の朝、会社に行くのが嫌で突然泣き出してしまった時、私は
「ああ、もうすでに限界なんだな」
と自覚しました。
ただ、自覚したは良いものの「具体的にどうすれば今の状況を変えられるのか」が分からず、1人でずっと悩んでいたことを今でも鮮明に覚えています。
今回は、過去の私と同じような状況にいる人に向けて、私がとった行動と解決策をまとめました。
今のつらい状況から脱出するヒントになれば幸いです。
目次
月曜日がきて欲しくなさすぎて日曜日の夜からすでに憂鬱だった
月曜日が近づくにつれてどんどん自分の顔が死んで行くのが自分でも分かるほど、私は会社が嫌でした。
日曜日の夜、いや、夕方からすでに「明日のこと」を考えてしまい、突然涙が出て来るほど。
サザエさん症候群なんて言葉もあるくらいですから、多くの人が悩まされている症状だと言えますね。
やはり今の日本はそれくらい、ブラック企業が多いんですよ。
人間関係の悩み、給料、仕事内容、労働時間・・・。
一部なら妥協出来るものでも、「全部が最悪な会社」というのも多いですからね。
私が以前勤めていた会社はまさにそれで、人間関係は最悪で給料が月16万円で仕事内容は激務な上長時間労働という、なんのために生きているのか分からなくなるくらい最悪な環境で耐え忍んでしました。
しまいには「私は働くために生きているのか?」と思ってしまったくらいです。
毎日遅くまで働いて自分の時間なんて全く無いのに、お金も全然貯まらないわけですからね。
月曜日の朝になっても布団からなかなか出られず、玄関の扉を開けるのも精一杯。
やっとの思いで会社に向かっても職場の近くまで来ると目から涙がこぼれ落ちてしまうくらい、追い込まれていました。
極限まで追い込まれて、うつ病になる寸前だった
人間って、嫌なことをしている間は時間が長く感じるもの。
私は毎日12時間働いていたのですが、まるで1週間ぶっ続けで働いているかのような感覚でしたね。
頭の中にあるのはいつも
- 「辞めたい」
- 「逃げ出したい」
- 「楽になりたい」
といった感情ばかりで、本当に毎日が苦痛で仕方ありませんでした。
朝電車が来た時、「このまま1歩前に踏み出せば楽になれるかな」と思ってしまったくらいです。
その会社に勤める前の私は「そこまで嫌なら辞めればいいじゃん」という考えだったのですが、本当に追い込まれるとそんな余裕なんて全くなくなってしまうんですよ。
目の前のことで精一杯で、とにかく今を耐え凌ぐことしか考えられませんでした。
うつ病に似た症状も現れて来ており、「楽しい」とか「嬉しい」などといった感情が私の中から完全に消え去っていました。
ここまで来ると本当にもう限界を迎えている証拠で、それは今の職場にいる限り良くなることなんて絶対に無いんです。
いざ辞めようと思っても、すごい勢いで引き止められた
電車に飛び込もうと思った事がきっかけで身の危険を感じ、私は転職する決意を固めたのですが、いざ上司にそれを話すと猛烈な勢いで止められました。
- お前が辞めるとみんなに迷惑がかかる
- 自分が一番大事なの?
- 辞めてどうするの?次行くあてはあるの?
などなど、総攻撃を受けましたね。
それでももう本当に心も身体も限界だったため、勇気を出して退職願を渡したのですが、それすらも受け取って貰えないという始末。
「退職願を受け取ってもらえなきゃ退職できないよ・・・。」と、あの時は本当に絶望しました。
このまま死ぬまで、この会社に囚われたままなんじゃないか、と。
最終手段として私は退職代行を使って辞める事が出来ましたが、もしこのサービスが無かったら今頃どうなっていたんでしょうかね。考えたくありませんが。
会社がつらい状況からは、辞めない限り抜け出せない
つらい仕事からは、その会社を辞めない限り抜け出すことは出来ません。
よく、こういった話を聞くと
- 自分次第でどうとでもなる
- つらいなら、つらくならない様に改善していけば良い
- 辞めたってどうせ同じ
みたいな事を言ってくる人がいますが、それは大きな間違いです。
会社という大きな組織は、自分1人の力でどうにかなる様なものではないんですよね。
「辞めたってどうせ同じ」というのも間違いで、会社はそれぞれ違います。
ブラック企業もあれば、ホワイト企業もたくさん存在しますから。
「全ての会社が今の会社と同じ」なんて、普通に考えればありえない事だと分かります。
要はこういった言葉って、私たちを辞めさせないように言っているだけの言葉なんですよね。
人が1人辞めてしまえばまた別の誰かを雇わなければなりませんし、また最初から教育していかなければならなくなってしまいコストがかかりますから、そりゃあ辞めさせないために向こうも必死です。
だから、こういった言葉には耳を傾ける必要なんてないんですよ。
追い込まれて泣いてしまうほどつらいのであれば、その会社からはさっさと抜け出して転職してしまうのが正解です。
転職は簡単にできる
転職は大変だというイメージがあるかもしれませんが、今の時代は転職エージェントというのがあるおかげですごく簡単に出来るようになっています。
私も退職代行を使って会社を辞めた後、転職エージェントで次の転職先を探しました。
ハローワークなんかで自分で探しても良いのですが、それでまたブラック企業に入社してしまえばなんのために会社を辞めたのか分からなくなってしまいますから、きちんと転職エージェントを使った方がいいです。
転職エージェントというのは職務経歴書の作成から面接対策などを行ってくれて、さらにあなたにマッチする求人を無料で紹介してくれる仲介サービスです。
在職中でも登録や相談が出来るため、まだ転職を検討している段階の人にもオススメできます。
独自求人も多いですし、企業側からお金を貰っているため私たち利用者側の負担は0円です。
転職エージェントは、「転職者が採用されなかった」または「転職者が採用後、半年経たずに離職した」場合は稼ぎが一切発生しないため、真剣にあなたの転職をサポートしてくれます。
転職エージェントは、国内最大手の
を選べばまず間違いありません。
やはり最大手と言うだけあって求人が良質で、実際に私もホワイト企業に転職出来たので自信を持ってオススメできます。
退職代行については、下記記事を参考にしてください。
まとめ
仕事がつらい状況で耐え続けていても、良いことなんて一つもありません。
それどころか、心が壊れてしまえばうつ病になり、長期間働けなくなるばかりか一生の心の傷を負ってしまう可能性だってあります。
会社は他にいくらでもありますし、ホワイト企業もたくさん存在します。
今の会社にしがみつく理由なんて、どこにもないはずです。
人生を楽しくするために仕事をしているはずなのに仕事のせいで人生がつまらない、それどころかつらくて仕方がないなんて状況、おかしいと思うのが普通でしょう。
幸い、今は人手不足の影響で会社も採用に積極的ですし、求人量も多いので転職するなら今がチャンスです。
ただ、いつまでも転職市場が活発な状況が続くという保証は無いため、後で後悔しない道を選んでください。