半年経っても仕事を覚えられない時はどうしたらいい?要領が悪い原因とその解決方法

仕事が全然覚えられない!

要領が悪くてなかなか仕事を覚えられないと、次第に焦ってきますよね。

  • このままじゃヤバい
  • 上司も呆れてる・・・
  • 周囲の目がなんか冷ややかになった気がする

 

みたいになってさらに焦り、余計に仕事が覚えられない・・・なんてことに。

 

未経験であれば半年くらいは覚えられなくても仕方がないですが、半年過ぎても全然覚えられないのであればちょっとマズいです

このままでは上司からの目もさらに冷たくなってしまいますし、最悪の場合クビになってしまうかもしれません。

 

 

半年経っても覚えられないのはちょっとヤバい

通常の会社であれば3ヶ月くらいが試験雇用(様子見)みたいなもので、その期間は「まあ少しづつでも会社と仕事に慣れていってくれればいいかな」と考えています。

とは言っても全ての人がたったの3ヶ月で覚えられるわけでも無いため、「多く見積もってもせめて半年くらいまでには・・・」といった感じです。

会社というのは、まだ仕事が出来ずなんの成果も生み出せていない状態でもきちんと決まった額を支払ってくれているのですから、むしろその状態で半年も待ってくれているというのはかなりありがたい話です。

 

つまり、半年というのは1つの節目であり、さすがにこれを過ぎてもまだなお全然覚えられていないというのであれば、ちょっとヤバいです。

当然、会社は「半年経っても仕事が出来ない社員」に対しても給料を支払わなければなりませんから、そんな社員はただの負債でしかありません

会社としてもやはりそういった社員は歓迎出来ないでしょうし、同期からも「あいつは俺より仕事が出来ないのに俺と同じ額の給料をもらっている」と疎まれる原因にもなってしまいます。

さらに今の時代はどの企業も人手不足の影響により即戦力を求めているところが多く、「出来るだけ早く一人前になって欲しい」と思っています

 

こんな状態では、どんどん周りからの目が冷たくなっていく一方。

 

ですので、現段階で半年以上経っているのにも関わらず全然仕事が覚えられていない状態であるのなら、少し危機感を持った方がいいかもしれません。

 

必ずメモを取る

仕事を覚えられない人に共通しているのは、「メモを取らない」ということです。

人間というものは忘却の生き物と呼ばれるくらい、一度覚えたことでも忘れてしまうものなんですよね。

 

一度頭に入ったものを全て記憶していると情報量が多過ぎて狂ってしまうため、もともと人間は忘れるように出来ているんです。

厳密に言えば記憶自体は残っているのですが、情報量の多さで狂ってしまわないように脳の奥へと押し入られる(一時的に忘れる)ため、簡単には思い出せないようになっています

 

そこで大事になってくるのが、「メモを取る」という事なわけです。

誰でも経験があると思いますが、一度は忘れた(と思っていた)事でも、メモを見返すと思い出せますよね。

脳の奥へと推し入れられた記憶でも記憶自体は存在しているため、メモというきっかけによってそれを取り出すことが可能になるということです。

自力ではなかなか取り出すことは困難ですから、「メモをとる」というのは超大事。

それに、メモをきちんと取っていれば後で見返すことが出来るため、記憶が長期記憶化してそのうち忘れなくなります

 

メモを読み返して何度も思い出す

脳が「この記憶は何度も思い出しているから大事なものだ」と判断する

すぐに思い出せるようになる

長期記憶化する

忘れなくなる(覚える)

脳が覚えているのでスムーズに仕事が出来るようになる

 

ということですね。

人間の記憶なんてあてになりませんし、メモを取らずに仕事が出来るようになるなんてよっぽどの天才以外は不可能でしょう。

仕事を覚えたいのであれば、まずはメモを取るところから始めてみてください。

 

最悪クビになってしまう

仕事が覚えられない状態のまま半年が過ぎ、1年以上経ってもまだなおその状態であれば、ちらほらと「クビ」という言葉がチラついてきます。

1年経っても仕事が覚えられずなんの成果も生み出さない人に対して給料を支払い続けるほど、会社にボランティア精神はありません。

最近はどこの会社も余裕がありませんから、負債となった社員をいつまでも抱えておくわけにはいかないんですよね。

 

とは言っても正社員であれば会社も簡単にはクビに出来ませんから、いきなり「お前はクビだ!」なんてことにはなりません。

ですが、少しづつ仕事を減らして「暇すぎてつらい」という状態にしてきたり、窓際に追いやって嫌がらせしたり、雑務を大量に押し付けたりして自主的に退職するように促してくるでしょう。

 

そうなってしまえばもはや再起は不可能ですから、そうなる前になんとしてでも仕事を覚えなければなりません。

 

同じミスは2度としないくらいの気持ちで

仕事をしていく上では、「同じミスは二度とやらない」くらいの心構えでいたほうがいいでしょう。

要は仕事を覚えていないからミスをしてしまうわけで、「ミスをする=仕事を覚えてない」という判断を下されてしまいます。

ですから、上記にも書いたようにきちんとメモを取るなどの対策をし、同じミスを繰り返さないという点をまずは意識してください。

 

楽観的に考えても一向に仕事が出来るようにはなりませんから、

  • 多少のミスは大丈夫
  • そのうちなんとかなると思う
  • 次はきっと上手くやれる

 

などといった考えは捨ててくださいね。

 

そもそも向いていない可能性

それでもどうしても仕事が覚えられないのであれば、そもそも今の仕事が絶望的に向いていない可能性もあります

やはり人間というものは向き不向きがあるものですから、向いていないことをいくら頑張っても徒労に終わります。

向き不向きというのはかなり大事なことで、例えば「機械設計の仕事では全然覚えられなくていつも怒られていたのに、営業に転職したら特に苦労もせず営業成績トップを獲得できた」なんて話はいくらでもあります。

 

  • 自分に向いていない仕事ではいくら頑張っても覚えられなかったのに、自分に向いている仕事に転職したらなぜか周りの人よりも簡単に覚えられるし結果も残せる。

 

そういうものなんですよね、仕事って。

 

合わない仕事を続けていても、時間を無駄にするだけ

今の仕事が向いていないのであれば、早めに辞めていいのではないかと思います。

向いていない仕事を続けても、周りの人の何倍も努力しなければ普通の人にすら追いつけないですし、「その仕事に向いている上に周りの人の何倍も努力する人」には絶対に追いつけません。

 

そんな状態で続けていてもただ時間を無駄にするだけで、かなり非効率だとも言えます。

自分に合った仕事に転職すれば、周りの人の半分の努力で上にいける可能性すらあるのですから、早めに環境を変えてみるのも1つの手です。

・・・とはいっても、いきなり転職というのも難しいでしょうから、まずは転職サイトに登録をして

  • 今の自分のキャリアなら、どんな業界に転職できるのか?
  • 自分の年収相場はどのくらいなのか?
  • どの業界が、いま熱いのか?

 

といったリサーチをしておきましょう。

転職サイトに登録しても、すぐに転職する必要はないです。リサーチする目的だけでも十分に役割が果たせます。

常に求人をチェックしておけば、どの業界が儲かっているのかといったトレンドが分かりますし、年収の相場も見えてきます。

なかなか仕事が覚えられずに困っているのであれば転職することも視野に入れ、とりあえず登録しておいて損はありませんよ。

 

また、本格的に転職を考えようかな・・・というのであれば、転職サイトではなく転職エージェントを使う方法がオススメです。

転職エージェントは、職務経歴書の作成から面接対策などを教えてくれて、さらにあなたにマッチする求人を無料で紹介してくれる仲介サービスです。

在職中でも登録や相談が可能なため、まだ転職を検討している段階の人にもオススメできます。

独自求人も多く抱えていますし、企業側からお金を貰っているため利用者側の負担は0円です。

また、転職エージェントは「転職者が採用されなかった」または「転職者が入社した後、半年以内に退職した」場合は稼ぎが一切発生しないため、真剣にあなたの転職をサポートしてくれます。

転職エージェントは、国内最大手のリクルートエージェントを使えばいいでしょう。

何社も登録してしまうと対応が追いつかなくなり逆に非効率ですし、リクルートエージェントだけで全て対応可能です。

 

まとめ

いくら頑張ってもなかなか仕事を覚えられないのであれば、その仕事が向いていないと思った方がいいですね。

もう少し頑張って様子を見るのも1つの手ですが、それでもダメだった・・・というのであれば結局時間を無駄にするだけです。

上記に書いた転職サイトや転職エージェントの利用は無料ですから、自分に合った会社に転職できるように今から準備を始めておきましょう。

 

幸い今は人手不足の影響で会社も採用に積極的ですし、仕事が溢れている今のうちにさっさと転職してしまった方がいいかもしれません。

またいつ「氷河期」と呼ばれる就職難の時代がやってくるかは分かりませんからね。

数年後に「やっぱり合わないから転職しよう」ってなった時に求人すらなければ、もはやずっと今の会社で続けていくしかなくなってしまいます。

それに、合わない会社で続けていてはスキルが身につかず、求人があったとしても採用してくれないかもしれません

将来のことをきちんと考えるのであれば、「いつかやろう」ではなく「今」、行動を起こしてみるべきです。

 

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