職場でハブられるって、つらいですよね。
私も以前勤めていた会社では周囲と全く馴染めず、いつも疎外感を感じていました。
会社なんて入社してみなければ分からないものですし、運悪くそういった職場に入ってしまうという事はやはり起こり得ます。
では、こういった場合は一体どうやって対処すればいいのでしょうか。
職場でハブられる人の特徴
まず、職場でハブられ孤立してしまう人のパターンというのは大きく分けて
- 自分から話しかけるのが苦手な人
- コミュニケーションが苦手な人(会話の内容が下手な人)
- 近寄るなオーラを発している人
- 自分と合わない性格の人ばかりの職場に入った運の悪い人
などが挙げられます。
自分から話しかけるのが苦手は人はもちろん、会話の内容が下手くそだったり、相手の気分を害するようなことを無意識に言ってしまうような人は周囲から嫌われ、ハブられてしまう傾向があります。
他にも、近寄るなオーラを発している人は「なんかあの人、関わりづらいんだよね〜」なんて言われてしまいますね。
近寄るなオーラは無意識かもしれませんが、硬い表情をしていたり、笑顔が少なかったりしていればやはり相手側も近づき難いものです。
あとは、「ただ単に運の悪い人」ですかね。(これについては後述します。)
そんな時の対処法としてまず最初にやるべきことは、「自分から仕事をもらいにいく」などのコミュニケーションを取る事です。
「そんなの分かってるよ!」もしくは「もうやってる」って感じだとは思いますが、まだ行動出来ていない人であれば一度勇気を出して試してみてください。
コミュニケーションが苦手だったり、気軽に話せる相手がいない場合は難しいかもしれませんが、まずこれをやらなければ何も始まりません。
それでも職場でハブられているなら
自分からコミュニケーションをとっているのにも関わらず、ずっと職場でハブられているようであれば、もはやその職場は「運悪く自分にとって合わない性格の人ばかりが集まっていた」ということでしょう。
やはり人間というものは合う合わないの相性があるものであり、周りの人間次第で自分のコミュ力の高さは変化するものです。
自らを「コミュ力抜群」だと自負していた人でも、自分が所属する集団が変わった途端に「一気にコミュ障になった・・・」なんて例は山ほどあります。
例えば、「デスクワークでちょっと大人しめの社風な会社では上手く馴染めていて積極的に話しかけたり出来ていたのに、転職して体育会系の職場に入ったら一気に孤独になった」なんてことも良くある話です。
それとは逆に、「体育会系の大学では周囲の人間とワイワイ楽しめていたのに、就職して大人しめの職場に入社したら一気に周りから浮いた存在になってしまった」なんてことも。
やはりどんなに自分から動いて頑張っても効果が見られないようであれば、単純に環境(周囲の人間)の運が悪かったと思った方がいいでしょう。
話しかけやすそうな人をまずは見つけよう
他に出来る解決策としては、「出来るだけ話しかけやすそうな人を見つける」ことです。
あなたの職場にも1人や2人くらいは「なんかこの人とは喋りやすいな」という人はいるはず。
まずはそういう人を探して、積極的にコミュニケーションを取るようにしていきましょう。
他にも、面倒見の良い先輩などがいればその人から仕事を教えてもらったり、分からないことを聞くようにしていけばだいぶ孤独感は薄れてくるはずです。
もし、そういった面倒見の良い先輩や、話しかけやすい人すらいないようであれば・・・
おそらくずっと、今の状況は変わらないでしょう。
職場の人全員が自分と合わず、話しかけやすい人もおらず、自分からコミュニケーションをとってもダメなのであれば、そういった職場で続けていてもつらいだけですね。
1年くらい我慢して、「自分に合った性格の人が入社してくる」または「別の部署から移動してくる」ことに賭けることも一応1つの手ですが、現段階でそんな人が全くいないのであればその可能性は限りなく低いです。
会社の社風というものは簡単に変わるものではありませんから、新しく来る人に期待するのはリスクが高過ぎます。
それに、そんな職場で働き続けていてもおそらくあなた自身が長続きしないでしょう。
会社の飲み会に参加するのも効果的
残る解決策は、会社の飲み会に参加することです。
やはり未だに有効な手段だと言えますし、アルコールの効果は絶大ですね。
お酒が苦手な方は、飲まなくても構いません。とにかく参加してみましょう。
仕事の場とは全く別の環境である飲み会は気分が高まりやすく、腹を割って話しやすいです。
「会社の飲み会に参加したことで色々な人と話をすることができ、次の日から人間関係が上手くいくようになった」という話もあるくらいですから、1回くらいは参加してみるというのも1つの手ですね。
環境を変えるのが最も有効な手段
もし、「全部試したけどダメだった」というのであれば、もう今の職場は諦めた方がいいかもしれません。
本当に自分に合わない職場であるならどう足掻こうとやっぱり無駄なことですから、潔く環境を変えてみるのがもっとも有効な手段となります。
そもそも人間というものは、周囲の人間によって思っている以上の影響を受けるものです。
職場に馴染めず疎外感を感じているのであれば普段の自分を出すことが出来ず、いつもの能力すら発揮することが出来ません。
私も経験があるのですが、職場でハブられ孤立し、毎日怒鳴られながら仕事をしていた時はいつもなんか落ち着かないというかソワソワした感じで、普段ならしないようなミスを連発していました。
それによってさらに怒られ萎縮し、またミスを繰り返すという悪循環に・・・。
こんな職場で無理して続けていてもただつらいだけですし、自分を評価してくれることもないため出世も望めません。
やはり人間、自分の能力を発揮出来るのは周りの人間に恵まれ、生き生きと働けている時だけです。
職場に馴染めず疎外感を感じているのであれば、早めに転職してしまった方がいいでしょう。
今の状況を大きく変えることが出来るのは、自分が置かれる環境を変えるしか他に方法はありません。
・・・とはいえ、いきなり転職というのも難しいでしょうから、まずは転職サイトに登録して
- 今の自分のキャリアなら、どんな業界に転職出来るのか?
- 自分の年収相場はいくらなのか?
- 今、どの業界が熱いのか?
といったリサーチをしておきましょう。
転職サイトに登録したからといってすぐに転職する必要はありませんし、リサーチ目的だけでも十分にその役割が果たせます。
常に求人をチェックしておけば、「どの業界が今儲かっているのか」といったトレンドが分かりますし、年収の相場も見えてきます。
今の職場に不満がある人は、とりあえず登録しておいて損はありませんよ。
もう本格的に転職活動を始めたい!という人であれば、転職サイトではなく転職エージェントを使う方法がオススメです。
転職エージェントは職務経歴書の作成から面接対策などを教えてくれて、さらにあなたにマッチする求人を無料で紹介してくれる仲介サービスです。
在職中でも登録や相談が可能なため、転職をまだ検討している段階の人にもオススメできます。
独自求人も多いですし、企業側からお金を貰っているため利用者側の負担は0円です。
また、転職エージェントは「転職者が採用されなかった」または「転職者が入社した後、半年経たずに辞めてしまった」場合は稼ぎが一切発生しないため、真剣にあなたの転職をサポートしてくれます。
転職エージェントは、国内最大手のリクルートエージェントを使うといいでしょう。
何社も登録してしまうと対応が追いつかなくなり逆に非効率ですし、リクルートエージェントだけで全て対応可能です。
まとめ
いつの時代も「人間関係」が退職理由の第1位を陣取っており、それだけ多くの人が悩んでいる事だというのが分かります。
人間関係というものは合う合わないの影響が大きいですし、合わない人とはどう頑張っても合わないものです。
無理やり合わせていくことは出来てもやはりつらいですし、長続きはしません。
幸い今は人手不足の影響で転職市場は活発化しており、会社も採用に積極的ですから、今のうちに自分に合った会社に転職してしまった方がいいでしょう。
どちらにせよ、転職して環境を変える勇気すら無いのであれば、現状を変える事なんてもっと不可能な事です。
私は転職して周囲の人間に恵まれましたし、「もっと早く転職しておけばよかった」とすら思いました。
今すぐにというのは難しくても、上記に書いた転職サイトを使ってみるなどの最初の一歩を踏み出してみてください。
関連記事
▼同期や同僚が職場にいなければ、さらにつらいですよね。
▼会社で放置されている時の対処方法についてです。
▼転職してまたすぐに転職しても大丈夫?
▼パワハラをしてくる上司への対策方法については下記記事を参考にしてください。
▼会社に自分の居場所がないって本当につらいです。