せっかく新入社員として会社に入社したものの、
- 「会社で放置されてる・・・」
- 「仕事を教えてもらえない」
- 「なんでちゃんと教えてくれないんだろう」
ということってありますよね。
せっかく入社した会社で放置されていてはやる気もなくなりますし、どうしたらいいか分からないかもしれません。
今回はそんな時の対処法についてまとめました。
目次
「放置することで自主性を育てる」とかいうクソみたいな考え
まず、放置ってつらいですよね。
私も以前の会社で放置プレイを受けていたことがあり、心の中でかなりムカついていました。
「ちゃんと教えてくれよ・・・」と、常に思っていましたね。
ただでさえ人間というものは、「自分が分からない事」が多すぎるとかなりのストレスを感じるものです。
入社したばかりの頃は仕事のことなんて全く分からないのですから、社員はきちんと教えるべきでしょう。
中には「放置することで自主性を育てる」みたいに考えている人もいますが、これには向き不向きがありますね。
放置が向いていない人にこんな事したところでただやる気を無くすだけですから難しいところです。
まあ入社したてなので相手も様子を見ているのかもしれませんが。
まず最初は、やはり声かけをしてみる事
とはいっても、いつまでも放置されていては一向に仕事が覚えられません。
自分から積極的にいけるタイプであれば、積極的に声をかけて教えてもらいにいきましょう。
言われなくても分かっているとは思いますが、やはりまず最初の手段は自分から声をかけていくというのが定石ですからね。
これでダメだった場合に初めて次の手段に移ればいいんです。
ですからまずは、
- 「ここが分からないので、教えていただけませんか?」
- 「何か手伝えることはありませんか?」
- 「次は何をやったらいいですか?」
と、自分から声をかけてみてください。
「どうしても勇気が出ない」とか「そこまではしたくない」という場合であっても、1回くらいはチャレンジしてみましょう。
ただ、もしこの時に、
- 「そのくらい自分で考えて」
- 「教えないと分からない?」
- 「自分でなんとかして」
とか言われて取り合ってくれない場合は、早々に次の手段に移りましょう。
あえて何もしない
自分から声をかけても取り合ってくれない場合、ここはあえて「何もしない」のがいいですね。
さすがにずっと何もしていなければ社員の方から声をかけてくるでしょうし、見かねた社員が仕事を教えてくれるようになるかもしれません。
「なんで何もしてないの?」と聞かれたら「仕事が分からなくて・・・」とでも言えばいいですし、そこで「じゃあ聞きに来いよ」と言われたとしても「いや、聞いてるのに教えてくれないんですよ」と言い返せますからね。
教えてくれない社員が悪いのですから、ここはそれをアピールするためにもあえて何もしないという選択を取るのがいいです。
とはいってもただボーッとしているだけでは印象が悪くなってしまいますから、一生懸命考えている振りだけはやっておきましょう。
逆に考えれば「仕事がなくて楽」とも言える
放置されているというのは、「仕事がなくて楽」とも言えますね。
いくら仕事をこなそうがもらえる給料は全く一緒ですから、「出来るだけ楽してお金だけもらえればいい」という考えなら放置はむしろ好都合です。
とはいっても、
- 「仕事を頑張って覚えたい!」
- 「バリバリ仕事をして給料を上げたい!」
- 「一生懸命頑張って役に立ちたい!」
- 「将来的に出世していきたい!」
と考えているからこそ、放置されていることに悩んでいるんですよね。
しかし、新人を放置をしてくる時点でその会社はろくなもんではないと思いますよ。
理由は後述しますが、長く働けるかと聞かれれば微妙なところでしょう。
放置してくる会社の特徴
放置してくる会社というのは「大企業」か、「仕事が忙しすぎる会社」に多いです。
大企業であれば社員数が膨大なため暇な社員を置いておく余裕もありますから、基本的に放置しながら「仕事をもらいに来いよ」的なスタンスです。
私の友人の話なのですが、数ヶ月間放置プレイを受け、周りの目に耐えきれなくなって結局辞めてしまった人もいますね。
逆に中小企業であっても、忙しすぎる会社であれば教育係ですら激務なので「自分の仕事で精一杯。部下に教えている余裕なんてない」なんてことが多いです。
まあこの場合であれば多少は仕方のない事なのかもしれませんが、放置されると本当に暇ですよね。
私も以前の会社で放置され、暇すぎて精神を病みかけたことがありました。
そもそも人間というものは、何もやることがない状態に長期間耐えられるようにはなっていないんですよ。
会社で放置されて毎日が暇であれば精神を病んでしまい、結局辞めてしまう人が多いですね。
悪質な嫌がらせの場合も・・・
会社が雇った人材であったとしても、採用担当者と上司は別の人になる場合がほとんどです。
その上司と合わなければ、嫌がらせとして放置を受けることもありますね。
なんとか仲良く出来れば良いですが、こういった場合って自分の力だけではどうしようもないことも多いです。
こういった場合は、素直に転職した方がいいかもしれません。
新人を放置してくる会社で長く働けるかは微妙
放置プレイを受ける時点で、その会社での人間関係は悪いと言えますね。
まともな会社だったら、たとえ自分が忙しかったとしても部下が暇にならないように
- 資料を読んでもらう
- 簡単に済ませられる仕事をやってもらう
- 他の部署の仕事を手伝ってもらう
など、手が空かないような指示を出しますよ。
会社としても、放置されてる人なんて何の利益も生み出さない人なわけですから、そんな人はただの負債なんですよね。
そんなことも分からないような会社が、まともだとは到底思えません。
やはり、部下を放置するような会社はろくでもない会社だと言えます。
それに、そういう状況で働き続けていても自分がつらいだけですよね。
放置されている状態では仕事も覚えられないため、キャリアを積むことも出来ません。
それではただ時間を無駄にしていくだけですから、早めに転職した方がいいでしょう。
「入社してすぐに転職なんて職歴が傷付く・・・」と思うかもしれませんが、逆に働き続けた方が職歴に傷が付きます。
よく考えれば分かりますが、上記にも書いた通り放置してくるような会社で頑張って続けたところでリスクしかありません。
今ここで思い切って転職するか、「でも転職って大変そうだし」と諦めるかでは数年後に大きな差が開きますね。
最初から放置されるなら、おそらく今後もずっとそう
最初っからこういう扱いを受けるようであれば、今後もずっとそんな感じなことがほとんどです。
だったら、早めに見切りを付けるというのが最も良い対処法でしょう。
転職エージェントを使えば転職なんて簡単ですし、今は人手不足の影響で会社も採用に積極的ですからね。
今のうちにより良い会社に転職してしまいましょう。
転職活動は基本的に転職エージェントから言われた通りに流れに沿って進めるだけなので、思っているよりも簡単ですよ。
それに転職エージェントは求人の紹介から書類の作成、面接対策なども全てサポートしてくれますし、利用も無料ですからね。
気軽に利用してみましょう。
まとめ
会社で放置を受けているのであれば自分から声をかけるのが定石ですが、それでも取り合ってくれない場合も多いです。
最初からそういう扱いを受けるようであれば、その会社はまともではないですね。
一番良いのは転職ですが、しばらく様子を見てみるのも1つの手です。
ただ、最終的に「やっぱりもう転職しよう」ってなった時のために転職サイトへの登録だけはやっておくべきです。
転職エージェントの利用は転職を決めた時ですが、転職サイトはまだ転職を考えている段階であっても利用する価値があります。
良い求人というものはずっと出ているわけではないですから、情報収集だけでもやっておきましょう。
そうしていくうちに状況が改善されれば儲けもんですし、たとえ変わらなかったとしても情報収集が出来ていればすぐに転職に踏み切ることが出来ますからね。
軽く眺めているだけでも、「こういう求人もあるんだな」というのが頭の中に蓄積されていくためかなり効果的ですよ。
あと、今は人手不足の影響で転職市場も活発ですが、今後また「就職氷河期」と呼ばれる就職難の時代に再突入してしまう可能性もゼロではありません。
会社が採用に積極的なうちに行動を起こした方がいいかもしれませんね。