入社前にそこがブラック企業かどうかを見分ける方法。圧迫面接や常に求人を募集しているなど判断する方法は色々ある

スマホを操作する女性

就職や転職を目指しているなら、ブラック企業は避けたいと思いますよね。

実は、入社する前にその会社がブラック企業かどうかをある程度判別することは出来るんですよ。

今回はその方法についてお伝え致します。

 

常に求人を募集している会社

1年中ずっと人を募集している会社はかなり危険です。

通常であればコストのかかる正社員は一定の人数を採ったあとは育成に力を入れるため、募集上限に達したらあとは求人なんて出しません。

つまり、ずっと求人を募集している会社というのは、「たくさんの社員が辞めていく会社」だというわけなんですよね。

社員がどんどん辞めていくということはそれ相応のブラック企業だと断言できます。

ホワイトな職場だったら辞めませんからね。

  • サービス残業や長時間労働が慢性化している会社
  • パワハラなどが横行している会社
  • 正当な給料が支払われない会社

 

など様々な理由がありますが、確実にブラックです。

 

私が前に勤めていた会社も常に求人を募集している会社だったのですが、かなり酷かったですよ。

給料は低いわパワハラされるわ労働時間は長いわで本当に最悪でした。

周りの同期もどんどん辞めていって、1年で半数近くの同期が辞めるという始末

そりゃ採用活動を続けるしかないだろうな・・・って感じでしたね。

 

まとめると、

「常に求人を出している会社はそれだけ社員が辞めていくという事=たくさんの社員が辞めるほどの問題があるブラック企業」

だということです。

 

圧迫面接してくる会社

圧迫面接ってよく聞きますよね。

 

「君さあ・・・そんな学歴で受けられても時間の無駄なんだけど?」

「なんでそう思ったの?・・・ふーん。え、それだけ?」

「やる気が感じられないんだよなぁ。本当はうちが第一志望じゃないんでしょ?」

 

などといった、面接官が威圧的な態度や見下したような態度をとり選考に来た人の対応や切り返し力を見るというアレです。

ですが、こういったことをしてくる会社はロクでもない会社であることが多いです。

圧迫面接をして対応を見るということは、裏を返せば「実際に入社してからもそういうことをされる機会がある」ということなんですよ。

だから面接の時に圧迫し、それに上手く適応した人だけを選ぶといったことをするわけですね。

こう言った会社はパワハラやそれに近いことが日常的に行われている社風であることが多いです。

 

もし面接で威圧されたら、その会社は辞めておいた方がいいでしょう。

 

面接の時に「体力に自信はある?」と聞いてくる会社

圧迫面接の他にも、面接の時に「体力に自信ある?」と聞かれたら危険信号です。

体力仕事な職場なら普通の意図として聞かれますが、デスクワークであるのにも関わらずこういった質問を投げかけられたらブラック企業である可能性が高い。

というのも、座って仕事をする会社なのに体力について聞いてくるということは、

  • 長時間労働が慢性化している
  • サービス残業がある
  • 体育会系でパワハラが横行している

 

などの理由がある場合が多いんですよ。

 

体力を気にしてくる会社はブラック企業である可能性が高いですね。

それ相応の給料がもらえることもありますが、大抵の場合こき使われて終わりでしょう。

 

面接でプライベートな質問をしてくる会社

面接時にプライベートな質問はしてはいけないことになっています。

それなのにも関わらずあなたのプライベートについてお構いなしに聞いてくるような会社は怪しいです。

 

「お父さんはなんの仕事してるの?年収は?」

「彼氏(彼女)はいる?」

「結婚の予定は?」

 

など色々突っ込んでくる会社は辞めておきましょう。

 

単に面接官の興味からかもしれませんが、面接時の決まりごとすら守れない会社が健全だとは思えません。

 

家族経営の会社

家族で経営している会社も危険です。

村社会の風習が根強い日本において家族経営というのは、家族以外の人間はよそ者として扱われ待遇が悪いことが多いです。

特に社長の家族が副社長など上層部にいる場合は要注意。

家族だけ定時退社でそのほかの社員はサービス残業を強いられる・・・なんてことも。

自分たち家族だけアットホームでそれ以外は奴隷ですみたいなところが多いためやめておいた方がいいでしょう。

たとえ創業者が偉大で働きやすい会社だったとしても、その息子などの2代目3代目がぶっ壊してしまうこともあるため長く働けるかという点も微妙です。

 

求人情報と違う会社

求人情報に書いてあることと違う会社は確実にブラック企業ですが、この場合は入社前に見分けることが少し難しいかもしれません。

 

私が以前勤めていた会社も求人と違っていて「勤務地100%希望考慮」と書いてあったのにも関わらず、全く希望と違う地方へ飛ばされてしまいました。

こういった会社は巧妙に求人情報を偽っているため、入社前に見分ける為には情報サイトを活用する必要があります。

例えば、会社の口コミが見られるキャリコネというサイトを使えば、その会社が本当のところどうなのかということを知ることが出来ますね。

実際にその会社に入社している人しか書き込めない掲示板のようなもので、それを見れば求人情報のウソをある程度見分けることができます。

「給料は20万って書いてあったのに最初の1年は15万だった」

「勤務地を100%自由に選べると書いてあったのに実際は勝手に決められた」

「賞与年2回支給と書いてあったのにボーナスなんて一度も出ていない」

などといったことが分かるため、入社してから「騙された!」ということを防げますし、この方法が一番確実。

登録は無料だったので、入社した後に後悔することがないよう活用するべきです。

 

キャリコネのトップページには「転職」と書いてありますが、口コミなので就活にも使えますよ。