第二新卒の転職で失敗する人の特徴とは。転職活動がうまくいかない時はどうすればいい?

アドバイスする男性

今の日本は少子高齢化が進み人手不足が社会問題となっているため転職市場は活発で、第二新卒も引く手あまたであり転職しやすい状況となっています。

ですが、当然何も考えずに転職活動を進めていたのでは上手く内定をもらうことは出来ません。

 

今回の記事では、第二新卒として転職活動を行う際のよくある失敗パターンについてご紹介いたします。

 

前の会社の退職理由を上手く説明できない人

よくあるパターンがこれです。

第二新卒として転職する以上、前の会社の退職理由は必ず聞かれます。

 

もう一度言いますが必ず聞かれます。

 

この時にその理由を上手く説明出来ない場合は面接官に与える印象が悪くなってしまうんですよ。

例えば、

 

面接官
前の会社を1年で辞めていますが、なぜ辞めたのですか?
しろねこくん
えーっと、前の会社はパワハラがですね、あと仕事も自分に向いていなかったというか・・・
面接官
どんな部分が向いていないと思ったのですか?
しろねこくん
それは、なんというかやっていて楽しくなかったんです。
面接官
ではなぜ弊社を志望したのですか?
しろねこくん
それは、御社であれば私のやりたい◯◯が出来ると考えたからです。
面接官
なるほど、でもそれならば他の会社でも出来ます。なぜ弊社なのかという理由を教えてください。

 

と、段々尋問のようになってきます。退職理由が曖昧だと突っ込まれまくるんですよね。

ここで言葉に詰まってしまうと、

 

面接官
(この人、前の会社をなんとなくで辞めたのかな?うちに入ったとしてもすぐ辞められたら困るなぁ・・・)

 

という印象を与えてしまいます。

退職理由は必ず、面接官を納得させられるものでなければなりません。

そしてそれには一貫性が必要で、理由がブレブレだと突っ込まれて終わり。

第二新卒の転職ではこの「前の会社の退職理由」が最も重要だと言っても過言ではないため、この理由を考えることに一番時間を使いましょう。

 

少し例を挙げておくと、

  • 以前勤めていた会社では毎日雑務しかさせてもらえず、先輩社員を見ていても同じく雑務しかやっていませんでした。このままでは将来スキルアップが出来ず、もし会社が倒産してしまった場合どこにも雇ってもらえない可能性が高いと判断し退職するに至りました。

 

  • 前の職場はパワハラがひどく実際に殴られたりなどの暴力を受けていましたので、早めに抜け出さなければ危険だと考え早めに退職することを決断いたしました。

 

  • 前の会社では毎日サービス残業を強制されていました。多少の残業は構わないのですが、空いた時間を資格の勉強に当てたりなどの自己啓発に取り組んで成長したいと考えたため、退職することに致しました。

 

など、「それなら仕方がない」と思える理由の方が納得してくれやすいです。

 

30代など、ある程度の年齢となってくると、スキルアップなどの前向きな理由の方がいいですが、第二新卒でその理由を話してしまうと

 

面接官
(その年齢で何が分かるんだろう。それにまだ数年しか働いてないよね?)

 

と思われたりしますし、確実に面接官から突っ込まれます。

もちろんこの理由をしっかりと自信を持って話せるのなら当然こっちの理由の方がいいですが、

「実はきちんとした理由がない・・・」という方は、上記の例の中から選んでおけば間違いないでしょう。

面接時に無理してボロを出すのが一番最悪ですからね。

 

退職した時の気持ちを思い出しながら自分なりにアレンジして、退職理由を練り直してみてください。

 

前の会社でどのようなことを学んだのかを上手く説明出来ない人

他にもよく聞かれるのは、「前の会社でどのようなことを学んだか」です。

これを上手く説明出来ないと、

 

面接官
(前の会社で何も学んでないのかな?)

 

と思われてしまいます。

第二新卒は新卒とは違い、一度でもどこかの会社で働いたことのある人間です。

しっかりと思い返しながら、学んだことについて話せるようにしておいてください。

 

ここで重要なのは、きちんと自分で考えることです。

参考程度ならいいですが、誰かの例文を丸パクリしてしまうと面接で深く突っ込まれた際に言葉に詰まりやすいです。

そして頭が真っ白になり下を向いて沈黙の時間が流れる・・・なんてことがないよう、自分なりに理由を考えておきましょうね。

 

行動がブレまくっている人

行動がブレている、つまり一貫性がないというのは例えばですが、

  • 生物学科卒業→飲食メーカー勤務→退職→簿記の勉強を始める→簿記は諦めて自動車業界志望(現在)

 

こんな感じで行動がブレッブレな人。

こういう人は要注意で、これらの理由を上手く説明出来なければなりません。

 

面接官
(うちに入ったとしても、「なんか違った」とか言ってすぐ辞めそうだな)

 

と思われないために、

 

しろねこくん
様々な業界を知ったことで、他の人とは違った目線で御社に貢献できると考えます。その理由は〜

 

など、上手く理由を言えるようにしておきましょうね。

 

大企業ばかり志望している人

大企業というものは当然みんなが志望するため、東大卒などの実にたくさんの優秀な人たちが集まってきます。

つまり、そういった優秀な人たちとの戦いを勝ち進んでいかなくてはならないんですよ。

これがいかに難易度の高いことであるかは分かると思います。

それなのに、

 

しろねこくん
私は大企業しか受けないぜ!

 

というのは考えものです。そのまま大企業だけしか志望しない場合、ずっと内定がもらえないということもあります。

まずは、自分が転職市場でどの程度の位置にいるのかをしっかりと把握することが重要です。

活躍できそうな中小企業を多めに受け大企業は数社だけにしてみるなど、転職戦略をもう一度見直してみましょう。

 

転職エージェントを活用してみよう!

第二新卒でしっかりとした志望動機や前の会社を退職理由した理由を説明出来るようになるためにも、転職エージェントを利用してみるのがいいでしょう。

今のあなたのキャリア状況や転職市場から見た現在の立ち位置などを考慮しながら、あなたと一緒に転職戦略をサポートしてくれるサービスです。

あなたの転職市場での立ち位置を客観的目線でアドバイスしてくれるほか、履歴書の作成や本格的な面接対策なども行なってくれます。

 

自分1人で転職活動を進めるよりも、グッと楽になりますよ。

 

エージェントを選ぶ際の基準としてはやはり大手であるべきで、第二新卒であればneoを選んでおけば間違いないです。

すでに退職済みで現在はフリーターという場合でもそれに合わせた転職戦略を教えてくれるため、自分だけであれこれ考えるよりも格段に転職活動が上手く進みます。

やはり自分1人で全てを完璧にこなすことは不可能ですから、客観的目線でアドバイスをもらうことが何よりも重要です。

利用も無料ですので、転職活動が上手くいかないという人は転職エージェントを活用してみましょう。