ボーナスって、半年に1回の楽しみですよね。
給料の数ヶ月分もの額が一度に貰え、何を買おうかとワクワクするものです。
ボーナスのために頑張れるという人もいるくらい心の支えであり、生活費のマイナスをボーナスで補う人もいますね。
え?賞与なんてもらえないって?
そんな会社、今すぐ辞めた方がいいでしょう。
というのも、ボーナス(賞与)が出ない会社というものはそれだけ経営が傾いているか、ただのブラック企業でしかないんですよね。
目次
ボーナス(賞与)が出せない会社は経営が傾いている可能性が高い
当然、会社の経営が傾いていればボーナスなんて出せたもんではありませんね。
毎月の従業員の給料ですらヒーヒー言っているのに賞与なんて出そうものなら完全に赤字です。
そんな会社であればいずれ倒産するのは時間の問題であり、かなりのリスクが潜んでいることが伺えます。
たとえ会社が倒産したとしてもそれは「会社都合退職」なため失業保険はすぐにおりますが、最低3ヶ月分しかもらえません。
生活を切り詰めなければならなくなりますし、転職活動が長引けば長引くほど再就職も難しくなってしまいます。
それに、お金というものは精神安定に大きく関わってくるものであり、安定した収入がなくなれば人間誰しも追い詰められるもの。
余裕がなくなって人に当たったり将来の不安から自暴自棄になったりと、周囲の人間関係が悪化する恐れだってあります。
生活だけでなく人間関係すら崩壊する可能性が高いですので、ボーナスが出ない会社に勤めているのであれば早めに対策しないと手遅れになるかもしれません。
経営に問題がないのにボーナス(賞与)が出ないなら、それはただのブラック企業
もし、経営に問題がなさそうなのにボーナスが出ないのであれば、それはただのブラック企業だと断言できます。
会社の売り上げを社員に還元せず、その分を社長や役員で山分けしてウハウハしているような会社に未来はありません。
社員への支払いを減らし、上位層がその分を搾取しているような会社は、それ以外にも色々とやらかしてくる可能性が高いですね。
例えば、なかなか給料を上げてくれなかったり、有給を使わせてくれなかったり、休日が少なかったり・・・。
ボーナスを搾取するような会社は、それ以外でも搾取してくると考えた方が妥当でしょう。
こういった会社は家族経営の会社が多く、会社の株も家族が大部分を占めている場合が多いです。
そのため、株主という指導・監視役がいないのでやりたい放題なんですよね。
このような搾取体質の会社に居続けても、将来は暗いです。
労働の対価であるお金を搾取され続ける様は、言い方は悪いですがまるで奴隷みたいじゃないですか?
こんなブラック企業からはさっさと抜け出すべきであり、無駄に歳を取ってしまう前に行動を起こした方がいいでしょう。
それにボーナスというものは、就業規則に規定がなかった場合は「必ず支払わなければならない」というわけではないんですよね。
給料であれば支払わないのは違法ですが、ボーナスは別に会社は支払わなくても違法ではありません。
もし就業規則に賞与の規定があった場合は、支払わなければ違法ですが「しっかりと賞与についての取り決めが明記されている場合」に限ります。
こういった賞与に関する規定がしっかりと定められていなかったり、「ただし業績により変動あり」と書かれていた場合は、別に支払わなくても違法ではないということになってしまいます。
ボーナス(賞与)が出ないのは精神的にも悪影響
賞与が出ない会社で勤めていれば感じているはずだと思いますが、別会社に勤めている友人の「ボーナスもらったぜ」という会話に疎外感を覚えませんか?
会話以外でもツイッターなどのSNSで、
- ボーナスで〇〇を買った!ちょっと贅沢しちゃった♪
- 生活費がやばかったけど、賞与のおかげでなんとかなったわ
- もうすぐボーナス!あれもこれもやりたいことがたくさん♪(^O^)/
みたいな投稿であふれかえり、それを目にするたびに悲しい気持ちになりますよね。(私はなりました)
ボーナスは会社で仕事を行なっていく上でもモチベーションに大きな影響を及ぼしてくるもの。
これのあるなしで1年間に貯金できる額にも大きな差がつくことになり、精神的に余裕がなくなるのも当然の話です。
もちろん、お金が全てというわけではありませんが、人は買い物をすることで開放的な気分になったりストレスを発散できるということは科学的にも証明されていることなんですよ。
ボーナス(賞与)が出ない会社はリスクしかなく、そのまま続けていても未来は暗いです。
ボーナス(賞与)が出ない会社は社員を大切に扱っていない
こういったボーナスの出ない会社というものは、当然従業員を大切に思っていません。
ただの捨て駒だと思っていたり、単なる労働力としてしか見ていないからこんな扱いが出来るわけで、もし本当に大切にしているのであればボーナスを支払うはずですからね。
まともな企業であれば、社員のモチベーションのためにも賞与は支払うべきもののはずです。
こういう会社は「ボーナス?いいからさっさと働け」と言っているようなものですね。
従業員を大切に扱っている会社であれば、たとえ赤字だろうが経営が傾こうがきちんとボーナスを支給するはずです。
ボーナス(賞与)が出ない会社は社員を舐めている
ボーナスが出ない会社は、社員を舐めていると言っても過言ではありません。
賞与を支給しなくても辞めずに働いてくれているから、別にそのままでもいいだろうと完全に舐めきっていますね。
このような会社が、これから先改善すると思いますか?
「ボーナスなんか出さなくても働いてくれてるんだから別に支給しなくてもいいじゃん」
と、一生そのままなのが目に見えています。
賞与を出さない会社は社員の給料なんてどうでもいいと思っている可能性が高いですね。
ボーナス(賞与)が支給されないような会社を辞めたいと思うのは当たり前
正社員なのにボーナスが出ない会社に勤めている人や、派遣などの非正規だからボーナスが出ないという人は早めに転職するべきです。
歳を取れば取るほど転職は難しくなりブラック企業に入る確率も高まりますから、そうなれば「転職した先もボーナスが出なかった」なんてことになりかねません。
転職って聞くと難しそうと思う方も多いかもしれませんが、実は転職って結構簡単なんですよ。
私も過去に転職を経験していますが、転職エージェントを利用したことでかなり楽に転職できましたからね。
転職エージェントでは私に合った求人探しから書類の作成、志望動機や自己PR、実際の面接対策まで幅広くサポートしてくれたため、1人で転職活動をするよりもかなり負担が減りました。
みんなが思っている「転職=難しい」というイメージは、「1人で転職活動の全てを行う」ということからきているもので、きちんと転職エージェントを利用すれば実は簡単です。
求人を出している会社が費用を負担しているため利用は無料ですし、休日や祝日でも対応してくれます。
転職エージェントで「きちんとボーナスの出る会社に入りたい」と伝えればそれに合った求人を厳選して紹介してくれますし、ブラック企業を除外してくれる点も安心できます。
私が活用したのはリクルートエージェントで、業界最大手であり転職成功実績も圧倒的なのでこれを選びました。
利用してみて対応もかなり良かったですし、実際に転職にも成功しましたよ。
自分1人で転職活動をあれこれ頑張っていても挫折していた気がしますし、プロの目線から求人を選んでもらったことでボーナスがきちんと出るホワイト企業に転職できたため利用して良かったと思っています。
また、今は転職市場が活発ですが、これから氷河期時代に再突入してしまう可能性もあります。
企業が採用に積極的なうちに行動を起こした方がいいでしょうね。