ハローワークの求人はブラック企業ばかりというのはよく聞く話ですが、これは事実です。
その理由は、他の転職サイトとは違って無料で求人を出すことが出来るからなんですよね。
会社としては一切費用を払わずに求人を乗せてもらう事が出来るため、ハローワークに求人を乗せる会社は零細企業であったり経営体制の整っていない会社が多いという事。
さらにハローワークはきちんとした求人の精査を行っていないため、このような嘘求人が蔓延する結果となってしまっています。
ハローワークは嘘求人が多い
ハローワークには嘘の情報が書かれた求人が多く、給料が求人と違ったり、労働時間が偽られていたりとブラック企業が多いです。
2013年に厚生労働省が全国544箇所のハローワークに寄せられた苦情(9380件)を調査した所、
「求人内容が事実と異なる」というものが実に40%も存在したという調査結果も上がっており、
ハローワークの求人はブラック企業ばかりというのは紛れもない事実。
こういったブラック企業の偽られた求人は綺麗な情報しか書いていない場合がほとんどであるため、入社して初めて「騙された!」と気づく事が多いです。
- 給料が20万円と書かれていたのに実際に入社して見たら18万円だった
- 通勤手当支給と書いてあったのに全く出ない
- 年間休日120日のはずが80日しかない
などといった、嘘の求人が蔓延している結果となっています。
ハローワークの求人は十分な審査が行われていない
他の転職サイトとは違い、ハローワークでは求人に対しての審査が十分に行われていません。
その結果、求人が偽り放題になってしまい、ブラック企業がのさばる結果となっています。
ですのでハローワークはあくまで「失業保険をもらうための場所」と割り切り、職探しは大手の転職サイトを利用した方がいいでしょう。
ハローワークとは違って転職サイトであれば、企業は求人を出すために広告費を支払わなければいけないため、零細企業は必然的に除外されることになります。
また、転職サイトは求人の審査もしっかりと行っているため経営体制の整っていないブラック企業は弾かれますし、
ブラック企業だという自覚がある会社も自ら転職サイトを避け、求人を偽れるハローワークに載せる場合が多い。
つまり転職サイトで探した方が、ハローワークで探すよりも圧倒的に信頼出来るんですよね。
とはいっても、転職サイトに乗せられた求人全てが信頼出来るということでもありません。
広告費を出すブラック企業というものも当然存在し、求人の審査を上手く潜り抜けようと巧妙な策を使ってくるからです。
つまり大切なのは、いかに自分で「この求人はブラックか?」ということを見極めるかなんですよね。
ブラック企業を入社前に見分ける方法としては上記のリンクに詳しく書きましたがいくつかピックアップすると
「常に求人を出している会社」や「圧迫面接をしてくる会社」などいくつか存在します。
ですが、やはり自分1人の力で完璧に見分けるのには限界があります。
いかに入社前の段階で見極める事が出来るかが重要
まずは、「いかにその会社に入社している人の意見を得られるか」を考えましょう。
つまり、その会社の内部事情が本当のところどうなのかを把握する事が何よりも重要だという事です。
他の人にとってはホワイトでも自分にとってはブラックということもありますから、たくさんの人の意見が欲しいところ。
そのためにまずやっておきたいのが、ネットでたくさんの会社の口コミを見る事です。
実際に私が利用したのはキャリコネというサイトで、これはその会社に入社している人しか書き込めない掲示板のようなものです。
これを使えば、「その会社の本当の給料や残業時間、年間休日」などの正しい情報を知る事が出来るため、ブラック企業かどうかの判断にかなり役に立ちます。
「求人には給料20万円って書いてあったのに入社したら18万円しかもらえなかった!」
「残業は1時間程度と求人に書いてあったのに毎日3時間は残業してるよ・・・」
「交通費支給って書かれていたはずなのに全く支給されないんだけど?」
といった、その会社にいる人しか分からない情報を知る事が出来るため、入社してみたらクソだった!という最悪の事態を防ぐ事が可能です。
今の時代、いくら求人を偽ろうとこういったサービスを上手く活用する事で全て把握出来てしまいますね。
ブラック企業に入社してしまうと辞めるのも大変で、脅されたり強引な引き止めにあったりすることも多いです。
やはり、入社前に内部事情を知っておく事が何よりも重要だということ。
キャリコネの利用は無料ですし、通勤時間などの空いた隙間時間にも気軽に見られます。
暇つぶしがてら情報収集も出来るので登録しておけば必ず役に立ちますよ。